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サムライジャパン ブログ

サムライジャパン オーディオ関連を中心にしたブログです。
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2015/02/16
16:16
ハセヒロMM-191T+L-CaoFA8 その2



皆さんこんにちは。
サムライジャパンでございます。

前回ハセヒロバックロードホーン最大級モデル、MM-191T+L-CaoFA8を、特注アルミバッフル板仕様をご紹介いたしました。

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ハセヒロバックロードホーンの確かな設計のため、L-CaoFA8の持つ入力信号に対する反応のよさ、緻密で繊細な表現力など、アルミバッフル板への変更なども相まって、これだけでも十二分に高いパフォーマンスを発揮してます。

色気のある女性ボーカル、ドラムのブラシの奏でる質感、バイオリンの弓の弾む感じなど、音楽ジャンルを問わず楽しむことができます。

しかも誇張した煩い帯域もなく、きわめて自然な表現力に、ご来店された方々にも高評価を頂いております。
これだけでも名ばかりの名機など霞んでしまうほど、そのパフォーマンスは非常に高いものです。
まだ鳴らし込み始めたばかりで十分ではないのですが、それでもこれだけ表現できるのですから、その潜在能力はかなり高いのでしょう。

でも人間は常に欲望の塊です。
もっと良くならないか?
もう少し出てくるのではないか?
そんな好奇心を刺激する要素を感じるのも事実です。

そこで、かつてAudioNirvanaのダンボールスペシャルを鳴らしていた頃から思い描いていた、ハセヒロバックロードホーンに、フロントショートホーンを取り付けたいという願望を実現してみたくなりました。


そこで早速ショートホーンを製作してみることにしたのです。

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おい!貴様!ダンボールで作るとは何事だ!

神聖なオーディオを愚弄する不届き者めっ!

こんな声も聞こえて来そうです。


確かにホーンを製作する材質としては最低です。
でも梱包用の使い回しですので、基本的なコストはかかりません。
それに切った貼ったも容易です。
当然音質的には最低の材質かもしれませんが、簡易的な音の傾向をつかむには十分です。

こんな品祖な姿ですけど、有ると無いとは大違い。
聴かれたお客様も、こんなものでもこれだけ違うものかと驚いております。

上にだけダンボール製とはいえホーンを取り付けただけでも音は大幅に変わるものの、頭でっかちで見た目のバランスも悪いし、元々オートグラフやウエストミンスターのようにしてみたいということも有りましたので、下のバックロードホーンの延長の実験を始めました。

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少し囲うだけでもまるっきり違って聞こえます。

ただ上に取り付けられたホーンの基本寸法は、大雑把にダンボールスペシャルの時とほぼ同じサイズですので、16センチユニット用を無理やり20センチに取り付けたようなものです。

そこでホーンカーブやホーン形状を決定するための実験もあわせて始めたのです。

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聴いていると良い要素は十分感じるものの、何かが足りません。

もちろんダンボールといえども、あったほうが良い要素を出すのですが、まだ音質的に満足のいく音が出ません。

やはり16センチ用を20センチ用に転用するには少し無理があるようで、最初から20センチ用で再度製作することにしたのです。

ちなみに下記測定データーは、スピーカー軸上データーではなく、リスニングポイントでのまっさらの状態のデーターです。

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下記はダンボールを上に被せた状態での、リスニングポイントの測定データーです。

bP1010094.jpg

大まかな測定データーですので音質には直接関係ありませんが、ダンボールの効果は多少なりともデーターにも現れているようです。


ということで今回はここまで。

次回この悪だくみの続編を書きたいと思います。

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