2024/12/04 08:32 |
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2013/02/04 12:15 |
PHY-HP |
みなさんこんにちは。
サムライジャパンでございます。
前回のブログではP.AUDIOの製品を例に、うちのホームページには掲載されていない製品の海外からのお取り寄せについてお話をしました。
海外の業者に在庫があるような製品はもちろんですが、受注生産品に関してももちろんオーダーをすることが可能です。
ただ海外からの発送という事で、たとえば発送時の重量が比較的重いにもかかわらず、価格的には非常に安いというような製品の場合、送料の方が製品の価格よりも大幅に高くなるという事も意外と多く出てしまいます。
たとえば数百円程度のパーツ類も、複数の種類などをある程度まとめてという場合ならいいのですが、コイルやコンデンサなどをひとつなんていう場合も送料が高くなってしまうのでお勧めできません。
また国内で比較的入手が容易な数千円程度で購入できるスピーカーユニットなども、やはり重さがダイレクトに送料に加算されてしまうため、こちらもあまりメリットはありません。
そのような製品ならむしろ国内で手に入れたほうが遥かにお得といえるでしょう。
さて今回は少し前にご紹介したPHY-HPのユニットについてご紹介します。
以前のブログでも紹介した事がありますし、ご存知のマニアの方も意外と多いかもしれませんね。
このブランドはフランスにあるメーカーで、主に20センチクラスと30センチクラスのユニットを中心に展開しているメーカーです。
基本構成はブロンズ(砲金)製のフレームに軽量振動板を組み合わせ、強力なアルニコマグネットで駆動する、サイズの割りに高能率なユニットを生産しています。
専用のトゥイーターを組んだ2ウエイ構成または同軸2ウエイ構成で、世界中のブランドの音作りのひとつの目標とされるように、海外では非常に知名度の高いブランドです。
といっても日本でいえば小さなガレージメーカーのようなもので、巨大なファクトリーを持つ大企業ではないため、ユニットの生産もほとんど手作りです。
ここのユニットはご覧いただいたように、ユニット背面のフレームが非常に細身に作られていて、マグネットも極力細く作るられている様子からも、背面からの音の影響を極力避けたい意図が見て取れます。
入力信号に対し敏感に反応し、余計な音を付加して音を濁さないようにという配慮からなのでしょう。
もちろん箱に入れればその影響を大きく受けてしまうため、メーカーの推薦する鳴らし方として巨大平面バッフルを推奨しています。
それだけ微小な音の変化に対し敏感に聞き取ってもらいたいという意図があるからなのでしょう。
私個人的にはこのような思想のユニットは大好きなのですが、ソースの質やケーブル、或いはアンプのキャラクターなどに音が大きく左右される敏感な反応が出てきますので、聞くソースやジャンルによってその評価が大きく分かれてしまう可能性もあります。
しかしオーディオマニアの中には、そのように過敏に反応される音を好む方ばかりではなく、比較的どのような場合でも自分の好きな音色で鳴っていればいいという方も非常に多い事からも、けして万人向けではなく、ある意味ここまでの能力を必要としない方も意外と多いのも事実です。
ただ音楽ソースに含まれる音をすべて引き出し、良くも悪くもそのソースの音を楽しみたいという方にとっては、非常に魅力的なユニットといえるでしょう。
そのような意味では、聞き方によって大きく評価が分かれてしまうかもしれませんね。
AudioNirvanaのユニットも非常に入力信号に敏感に反応するユニットですが、鳴らし方に関していえば意外と寛容なところもあり、入力信号の質が良ければ良いほど、これもびっくりするぐらいのすばらしい表現力がありますけどね。
さてこのPHY-HPのユニットですが、海外では非常にユニークな鳴らし方が多いのも特徴です。
前に紹介した非常に薄い板を使ったエンクロージャーなど、高比重高剛性ばかりが良い音の指標ではないという事を教えてくれます。
かなり方向性が異なりますけど、うちのダンボールスペシャルだって、この発想を知らなければ試す事もなかったのですから。
そこで海外のユニークな鳴らし方を少しご紹介します。
当たり前ですが、うちのようにダンボールエンクロージャーなんていう鳴らし方はありませんけど、自作する際のひとつの参考になりますね。
入力信号の情報を良くも悪くも繊細に余すことなく聞き取りたい、或いはその細やかな表情すべてを感じ取れる方にとっては、とても魅力的な音を奏でるはずです。
まだ正式な価格を決めていませんが、さすがに安価なユニットではありませんが、この趣旨を望む方にとっては高い製品ではありません。
微小で繊細な入力信号の音の違いなどよりも、自分好みの音でいつでも音楽を楽しめれば基本的に問題がない場合がほとんどですので、そのような意味ではPHY-HPのユニットがすばらしいかどうかの評価は分かれてしまうかもしれないのですけど、私個人的にはAudioNirvanaにも匹敵する魅力を持ったユニットですね。
と考えてばかりいると、また妄想が湧いてきてしまい収拾がつかなくなりそうです。
という事で今回はここまで。
また次回楽しいお話をしたいと思います。
サムライジャパンでございます。
前回のブログではP.AUDIOの製品を例に、うちのホームページには掲載されていない製品の海外からのお取り寄せについてお話をしました。
海外の業者に在庫があるような製品はもちろんですが、受注生産品に関してももちろんオーダーをすることが可能です。
ただ海外からの発送という事で、たとえば発送時の重量が比較的重いにもかかわらず、価格的には非常に安いというような製品の場合、送料の方が製品の価格よりも大幅に高くなるという事も意外と多く出てしまいます。
たとえば数百円程度のパーツ類も、複数の種類などをある程度まとめてという場合ならいいのですが、コイルやコンデンサなどをひとつなんていう場合も送料が高くなってしまうのでお勧めできません。
また国内で比較的入手が容易な数千円程度で購入できるスピーカーユニットなども、やはり重さがダイレクトに送料に加算されてしまうため、こちらもあまりメリットはありません。
そのような製品ならむしろ国内で手に入れたほうが遥かにお得といえるでしょう。
さて今回は少し前にご紹介したPHY-HPのユニットについてご紹介します。
以前のブログでも紹介した事がありますし、ご存知のマニアの方も意外と多いかもしれませんね。
このブランドはフランスにあるメーカーで、主に20センチクラスと30センチクラスのユニットを中心に展開しているメーカーです。
基本構成はブロンズ(砲金)製のフレームに軽量振動板を組み合わせ、強力なアルニコマグネットで駆動する、サイズの割りに高能率なユニットを生産しています。
専用のトゥイーターを組んだ2ウエイ構成または同軸2ウエイ構成で、世界中のブランドの音作りのひとつの目標とされるように、海外では非常に知名度の高いブランドです。
といっても日本でいえば小さなガレージメーカーのようなもので、巨大なファクトリーを持つ大企業ではないため、ユニットの生産もほとんど手作りです。
ここのユニットはご覧いただいたように、ユニット背面のフレームが非常に細身に作られていて、マグネットも極力細く作るられている様子からも、背面からの音の影響を極力避けたい意図が見て取れます。
入力信号に対し敏感に反応し、余計な音を付加して音を濁さないようにという配慮からなのでしょう。
もちろん箱に入れればその影響を大きく受けてしまうため、メーカーの推薦する鳴らし方として巨大平面バッフルを推奨しています。
それだけ微小な音の変化に対し敏感に聞き取ってもらいたいという意図があるからなのでしょう。
私個人的にはこのような思想のユニットは大好きなのですが、ソースの質やケーブル、或いはアンプのキャラクターなどに音が大きく左右される敏感な反応が出てきますので、聞くソースやジャンルによってその評価が大きく分かれてしまう可能性もあります。
しかしオーディオマニアの中には、そのように過敏に反応される音を好む方ばかりではなく、比較的どのような場合でも自分の好きな音色で鳴っていればいいという方も非常に多い事からも、けして万人向けではなく、ある意味ここまでの能力を必要としない方も意外と多いのも事実です。
ただ音楽ソースに含まれる音をすべて引き出し、良くも悪くもそのソースの音を楽しみたいという方にとっては、非常に魅力的なユニットといえるでしょう。
そのような意味では、聞き方によって大きく評価が分かれてしまうかもしれませんね。
AudioNirvanaのユニットも非常に入力信号に敏感に反応するユニットですが、鳴らし方に関していえば意外と寛容なところもあり、入力信号の質が良ければ良いほど、これもびっくりするぐらいのすばらしい表現力がありますけどね。
さてこのPHY-HPのユニットですが、海外では非常にユニークな鳴らし方が多いのも特徴です。
前に紹介した非常に薄い板を使ったエンクロージャーなど、高比重高剛性ばかりが良い音の指標ではないという事を教えてくれます。
かなり方向性が異なりますけど、うちのダンボールスペシャルだって、この発想を知らなければ試す事もなかったのですから。
そこで海外のユニークな鳴らし方を少しご紹介します。
当たり前ですが、うちのようにダンボールエンクロージャーなんていう鳴らし方はありませんけど、自作する際のひとつの参考になりますね。
入力信号の情報を良くも悪くも繊細に余すことなく聞き取りたい、或いはその細やかな表情すべてを感じ取れる方にとっては、とても魅力的な音を奏でるはずです。
まだ正式な価格を決めていませんが、さすがに安価なユニットではありませんが、この趣旨を望む方にとっては高い製品ではありません。
微小で繊細な入力信号の音の違いなどよりも、自分好みの音でいつでも音楽を楽しめれば基本的に問題がない場合がほとんどですので、そのような意味ではPHY-HPのユニットがすばらしいかどうかの評価は分かれてしまうかもしれないのですけど、私個人的にはAudioNirvanaにも匹敵する魅力を持ったユニットですね。
と考えてばかりいると、また妄想が湧いてきてしまい収拾がつかなくなりそうです。
という事で今回はここまで。
また次回楽しいお話をしたいと思います。
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