2024/12/05 06:32 |
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2013/02/04 12:19 |
P610が復刻? |
みなさんこんにちは。
サムライジャパンでございます。
急用の為しばらくブログの更新をサボってしまいました。
さて今回は、前回に引き続き気になるユニットのご紹介をしたいと思います。
タイトルにあるように、そうです。P610が復刻されたお話なのです。
といっても、ダイヤトーンのP610が復刻生産された話ではありません。
P610といえば、ベテランのマニアの方なら知らない人がいないほど有名な、フルレンジの傑作ユニットのひとつです。
その見た目の貧弱さとは裏腹に、質感の非常に高い音を聞かせてくれる、とても優れたユニットです。
大迫力の音も出なければ、ワイドレンジに聞かせる事も出来ません。
しかしそのバランスのよさ、アンプやソースの良し悪しをストレートに表現してしまう素性のよさ、そんな優れた面を持つユニットだけに、今でも中古市場では人気のユニットです。
その人気は日本国内だけには留まらなかったようです。
実は、アメリカのとあるショップが、このP610を復刻生産しているのです。
以前何度かご紹介したALTECのユニットを復刻生産をしているGreat Plains Audio社のように、
生産設備などをすべて引き受けたところではありません。
つまりダイヤトーンとは関係のないメーカーになります。
しかしそこではP610に対し相当な想い入れがあるらしく、再生産される可能性がないのならという事で、再生音も含め出来るだけ忠実に、P610を復活させようとしたようなのです。
見てのとおり外観はp610そっくりというよりほぼ同じです。
エッジは10年から15年でぼろぼろになってしまうスポンジやウレタンではなく、皮製のロールエッジで作られています。
その点では耐久性は高そうですね。
ただ振動版も違うわけですので、はたしてどのような音がするのか興味のあるところです。
スペック的には後期型をモデルにしているようです。
Designation P-610VA
Production 2011
Diameter 16cm
Resonance frequency between 65Hz and 75Hz
Nominal power capacity 7W
Max permissible 20W
Sensitivity 90 dB/m/W
Magnet Alnico
Magnetic flux density in the gap 12000 Gauss
Impedance P610VA 8 ohms
Magnet diameter 30 mm
Magnet height 25 mm
Magnet weight 0.92 Kg
P610はとても好きなユニットですので、生産されなくなって寂しく思ったものです。
このユニットを企画したところもそれは同じだったようで、どうにかP610を現代でも入手出来るようにしたいという情熱が生み出したユニットのようです。
今コンディションの良いP610を見かけるのは非常に稀になり、その多くがエッジがやられているものがほとんどです。
もちろんエッジの張替えなどを行えば使えるのですが、中には振動版がヨレヨレになってしまったものもあります。
そのような意味では、このような復刻版ユニットもひとつの選択肢にもなるのです。
ただダイヤトーンブランドでもなければ、直接関係するメーカーというわけではなく、熱狂的なP610の支持者の技術者達が作り上げたものですので、別物といえば別物です。
でもこのような意図で作られたユニットですので、このユニットなりの魅力がありそうな気がしますね。
さてこのユニットの実力はいかに?
P610の二番煎じでへっぽこなのか、それともP610の良さを引き継いで、さらに素晴らしくなっているのか?
現在このユニットを取り扱うかどうか検討中ですが、反響が多いようなら取り扱いを始めようと思います。
その前に自分用に試してみたいのですけどね。
そして段ボールスペシャルで鳴らす・・・
サムライジャパンでございます。
急用の為しばらくブログの更新をサボってしまいました。
さて今回は、前回に引き続き気になるユニットのご紹介をしたいと思います。
タイトルにあるように、そうです。P610が復刻されたお話なのです。
といっても、ダイヤトーンのP610が復刻生産された話ではありません。
P610といえば、ベテランのマニアの方なら知らない人がいないほど有名な、フルレンジの傑作ユニットのひとつです。
その見た目の貧弱さとは裏腹に、質感の非常に高い音を聞かせてくれる、とても優れたユニットです。
大迫力の音も出なければ、ワイドレンジに聞かせる事も出来ません。
しかしそのバランスのよさ、アンプやソースの良し悪しをストレートに表現してしまう素性のよさ、そんな優れた面を持つユニットだけに、今でも中古市場では人気のユニットです。
その人気は日本国内だけには留まらなかったようです。
実は、アメリカのとあるショップが、このP610を復刻生産しているのです。
以前何度かご紹介したALTECのユニットを復刻生産をしているGreat Plains Audio社のように、
生産設備などをすべて引き受けたところではありません。
つまりダイヤトーンとは関係のないメーカーになります。
しかしそこではP610に対し相当な想い入れがあるらしく、再生産される可能性がないのならという事で、再生音も含め出来るだけ忠実に、P610を復活させようとしたようなのです。
見てのとおり外観はp610そっくりというよりほぼ同じです。
エッジは10年から15年でぼろぼろになってしまうスポンジやウレタンではなく、皮製のロールエッジで作られています。
その点では耐久性は高そうですね。
ただ振動版も違うわけですので、はたしてどのような音がするのか興味のあるところです。
スペック的には後期型をモデルにしているようです。
Designation P-610VA
Production 2011
Diameter 16cm
Resonance frequency between 65Hz and 75Hz
Nominal power capacity 7W
Max permissible 20W
Sensitivity 90 dB/m/W
Magnet Alnico
Magnetic flux density in the gap 12000 Gauss
Impedance P610VA 8 ohms
Magnet diameter 30 mm
Magnet height 25 mm
Magnet weight 0.92 Kg
P610はとても好きなユニットですので、生産されなくなって寂しく思ったものです。
このユニットを企画したところもそれは同じだったようで、どうにかP610を現代でも入手出来るようにしたいという情熱が生み出したユニットのようです。
今コンディションの良いP610を見かけるのは非常に稀になり、その多くがエッジがやられているものがほとんどです。
もちろんエッジの張替えなどを行えば使えるのですが、中には振動版がヨレヨレになってしまったものもあります。
そのような意味では、このような復刻版ユニットもひとつの選択肢にもなるのです。
ただダイヤトーンブランドでもなければ、直接関係するメーカーというわけではなく、熱狂的なP610の支持者の技術者達が作り上げたものですので、別物といえば別物です。
でもこのような意図で作られたユニットですので、このユニットなりの魅力がありそうな気がしますね。
さてこのユニットの実力はいかに?
P610の二番煎じでへっぽこなのか、それともP610の良さを引き継いで、さらに素晴らしくなっているのか?
現在このユニットを取り扱うかどうか検討中ですが、反響が多いようなら取り扱いを始めようと思います。
その前に自分用に試してみたいのですけどね。
そして段ボールスペシャルで鳴らす・・・
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