2024/12/13 02:22 |
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2013/02/04 13:04 |
アルテック 414 復刻版 |
みなさんこんにちは。
サムライジャパンでございます。
さて前回はALTECのドライバーでも人気の高い 288系を例にしたダイヤフラム交換の手順について、Great Plains Audio社の手順書をご紹介しました。
今でも現役であの躍動感あふれるサウンドを維持するために、ユニットをリフレッシュしてあげてくださいね。
さてそんなアルテックの話をしていたら、またもやいやな妄想がわきあがってきました。
ボイスオブシアターのA5やA7はもちろんですが、604系の2ウエイ同軸、パンケーキの愛称の20センチフルレンジなど、アルテックには沢山の名機が揃っています。
私も長年515Cを愛用していましたので、アルテックのスカッと抜けるようなキャラクターは大好きで、ちょっと大きいので躊躇してしまうA5やA7も好きなシステムのひとつです。
中には20センチクラスのユニットを入れられるように、1/2サイズにスケールダウンしたミニ828系エンクロージャーなんていうのもあるようですね。
でも1/2じゃちょっと小さすぎる。
とはいっても、828系は家庭用と考えれば元々巨大ですので、1/2スケールだって十分な大きさです。
で、そこで考えたのが30センチクラスにスケールダウンした828系です。
ALTECにも414系など、かつて30センチクラスのウーハーがありましたが、意外と市場での人気は今ひとつのようです。
見た目的にも大きい15インチの416や515系は、当然今でも人気があります。
バランスのよい20センチフルレンジとしてパンケーキが人気なのもわかります。
しかし30センチといえば、かつて国産ブックシェルフ花形クラスのサイズになり、入門用激戦クラスの59800円クラスや、10万円オーバーのフラッグシップクラスなど、みな30センチクラスのウーハーを抱えていました。
そんな中で、15インチクラスはそのサイズだけ高級機種の仲間入りをしていたせいか、30センチクラスはハイエンドマニアにはあまり魅力的には映らないこともあったのかもしれません。
さてALTECの414といえば、414Aに始まり結構昔から同系統のユニットがありましたけど、意外とこれといって脚光を浴びる事もありませんでしたね。
やはり15インチクラスと違い、国産ブックシェルフとほぼ同じサイズのユニットですので、はっきりいってオーディオ仲間に自慢できないし、友人知人にどうだ凄いだろうというインパクトも与える事も出来にくいものです。
しかしよくよく考えてみると、12インチのウーハーは世の中に星の数ほど数多くありますが、そんな中でこれなら絶対安心といえる優れたユニットはいったいどれほどになるのでしょう?
各メーカーもこのサイズは数多いラインナップを持ち、市場でこのサイズのユニットを探すのも非常に容易いものです。
しかしこれこそはといえる物は意外と少ないかもしれません。
中古市場でも、人気の515系や416系は比較的よく見かけますけど、414系の12インチクラスは探してみるとやはり非常に少ないものです。
根気よく探せば見つける事は出来ても、果たしてそのユニットのコンディションを考えた場合どうかという事もあります。
外観は非常に綺麗でも、生産終了からの年月などを考えても、減磁して元気がないユニットなんていうのも数多くあります。
でもそんなALTECの414系ユニットですが、以前紹介したようにGreat Plains Audio社からアルニコマグネットモデルが登場しました。
GPA 414-8B (or 16B) Loudspeaker Condensed Specifications:
Power Rating: 75 watts
Frequency Response: 30 Hz to 4000 Hz
Impedance: 8 ohms or 16 ohms
Voice Coil Diameter: 3 in. (76 mm)
Diameter: 12.25 in. (311 mm)
Magnet Weight: 2.44 pounds (1.1 kg)
Mounting Hole Diameter: 11-1/8 in. (283 mm)
Depth: 6 in. (152 mm)
Weight: 20 pounds (9.1 kg) each
基本的に磁器回路は416系と同じですので、12インチという振動版サイズを考えたら非常に強力です。
ALTECの515系の強力さをそのまま12インチにスケールダウンしたようなものですね。
これを828系のデザインの箱に入れて、アルテックの511あたりのホーンを繋げば、イメージ的にはA5の小型版。
またアルテックの811系のホーンを乗せればA7の小型版になるのではないでしょうか。
もちろん箱を作るという手間がかかりますけど、意外とA5やA7よりも気持ちがいい音がしそうな感じがします。
15インチに比べれば、重厚な低音域は出ないかもしれませんけど、エンクロージャーの工夫次第では十分楽しめる音が出せるはずです。
それに15インチよりも振動形が軽いので、切れのあるスピード感も楽しめそうです。
そんな妄想を考えてしまうのです。
私は515Cを使っていましたので、大径の低音域の魅力はとて好きです。
今は場所の関係でAudioNirvanaのフルレンジの段ボールスペシャルで遊んでいますが、小口径ユニットもまたその魅力があります。
もちろんそこまでの小口径ではないのですが、もし828系のエンクロージャーを鳴らそうと考えた場合、この414の12インチサイズでチャレンジしてみたいと思うのです。
A5やA7とは違った、また別な世界が見えてきそうです。
もちろんそんな大げさなエンクロージャーに入れず、マルチダクトなどのバスレフも面白そうですしね。
見た目の凄さや人気度こそありませんが、意外と隠れた名機なのではないでしょうか。
そんな玄人好みの匂いがぷんぷんするのです。
面構えだってかっこいいですしね。
サムライジャパンでございます。
さて前回はALTECのドライバーでも人気の高い 288系を例にしたダイヤフラム交換の手順について、Great Plains Audio社の手順書をご紹介しました。
今でも現役であの躍動感あふれるサウンドを維持するために、ユニットをリフレッシュしてあげてくださいね。
さてそんなアルテックの話をしていたら、またもやいやな妄想がわきあがってきました。
ボイスオブシアターのA5やA7はもちろんですが、604系の2ウエイ同軸、パンケーキの愛称の20センチフルレンジなど、アルテックには沢山の名機が揃っています。
私も長年515Cを愛用していましたので、アルテックのスカッと抜けるようなキャラクターは大好きで、ちょっと大きいので躊躇してしまうA5やA7も好きなシステムのひとつです。
中には20センチクラスのユニットを入れられるように、1/2サイズにスケールダウンしたミニ828系エンクロージャーなんていうのもあるようですね。
でも1/2じゃちょっと小さすぎる。
とはいっても、828系は家庭用と考えれば元々巨大ですので、1/2スケールだって十分な大きさです。
で、そこで考えたのが30センチクラスにスケールダウンした828系です。
ALTECにも414系など、かつて30センチクラスのウーハーがありましたが、意外と市場での人気は今ひとつのようです。
見た目的にも大きい15インチの416や515系は、当然今でも人気があります。
バランスのよい20センチフルレンジとしてパンケーキが人気なのもわかります。
しかし30センチといえば、かつて国産ブックシェルフ花形クラスのサイズになり、入門用激戦クラスの59800円クラスや、10万円オーバーのフラッグシップクラスなど、みな30センチクラスのウーハーを抱えていました。
そんな中で、15インチクラスはそのサイズだけ高級機種の仲間入りをしていたせいか、30センチクラスはハイエンドマニアにはあまり魅力的には映らないこともあったのかもしれません。
さてALTECの414といえば、414Aに始まり結構昔から同系統のユニットがありましたけど、意外とこれといって脚光を浴びる事もありませんでしたね。
やはり15インチクラスと違い、国産ブックシェルフとほぼ同じサイズのユニットですので、はっきりいってオーディオ仲間に自慢できないし、友人知人にどうだ凄いだろうというインパクトも与える事も出来にくいものです。
しかしよくよく考えてみると、12インチのウーハーは世の中に星の数ほど数多くありますが、そんな中でこれなら絶対安心といえる優れたユニットはいったいどれほどになるのでしょう?
各メーカーもこのサイズは数多いラインナップを持ち、市場でこのサイズのユニットを探すのも非常に容易いものです。
しかしこれこそはといえる物は意外と少ないかもしれません。
中古市場でも、人気の515系や416系は比較的よく見かけますけど、414系の12インチクラスは探してみるとやはり非常に少ないものです。
根気よく探せば見つける事は出来ても、果たしてそのユニットのコンディションを考えた場合どうかという事もあります。
外観は非常に綺麗でも、生産終了からの年月などを考えても、減磁して元気がないユニットなんていうのも数多くあります。
でもそんなALTECの414系ユニットですが、以前紹介したようにGreat Plains Audio社からアルニコマグネットモデルが登場しました。
GPA 414-8B (or 16B) Loudspeaker Condensed Specifications:
Power Rating: 75 watts
Frequency Response: 30 Hz to 4000 Hz
Impedance: 8 ohms or 16 ohms
Voice Coil Diameter: 3 in. (76 mm)
Diameter: 12.25 in. (311 mm)
Magnet Weight: 2.44 pounds (1.1 kg)
Mounting Hole Diameter: 11-1/8 in. (283 mm)
Depth: 6 in. (152 mm)
Weight: 20 pounds (9.1 kg) each
基本的に磁器回路は416系と同じですので、12インチという振動版サイズを考えたら非常に強力です。
ALTECの515系の強力さをそのまま12インチにスケールダウンしたようなものですね。
これを828系のデザインの箱に入れて、アルテックの511あたりのホーンを繋げば、イメージ的にはA5の小型版。
またアルテックの811系のホーンを乗せればA7の小型版になるのではないでしょうか。
もちろん箱を作るという手間がかかりますけど、意外とA5やA7よりも気持ちがいい音がしそうな感じがします。
15インチに比べれば、重厚な低音域は出ないかもしれませんけど、エンクロージャーの工夫次第では十分楽しめる音が出せるはずです。
それに15インチよりも振動形が軽いので、切れのあるスピード感も楽しめそうです。
そんな妄想を考えてしまうのです。
私は515Cを使っていましたので、大径の低音域の魅力はとて好きです。
今は場所の関係でAudioNirvanaのフルレンジの段ボールスペシャルで遊んでいますが、小口径ユニットもまたその魅力があります。
もちろんそこまでの小口径ではないのですが、もし828系のエンクロージャーを鳴らそうと考えた場合、この414の12インチサイズでチャレンジしてみたいと思うのです。
A5やA7とは違った、また別な世界が見えてきそうです。
もちろんそんな大げさなエンクロージャーに入れず、マルチダクトなどのバスレフも面白そうですしね。
見た目の凄さや人気度こそありませんが、意外と隠れた名機なのではないでしょうか。
そんな玄人好みの匂いがぷんぷんするのです。
面構えだってかっこいいですしね。
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