2025/04/09 01:55 |
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2013/02/04 12:48 |
ALTEC エンクロージャー 純正箱 |
みなさんこんにちは。
サムライジャパンでございます。

さて前回は、私の手元にあるAudio Nirvanaのフルレンジに関して、どのようなエンクロージャーを作ろうかというう事に関してお話をしました。
スピーカーユニットを単体で手に入れても、そのままではスピーカーとしての機能が発揮できません。
とりあえず鳴らすだけというのであれば、私みたいに段ボールにでも入れて音を出す事は出来ます。

でも当然いい音なんてするわけがありませんし、これは16センチという小口径だからどうにかなったようなもので、ユニットが15インチ、38センチクラスの大型はもちろん、30センチや25センチクラスだって、大きさや重さの関係から段ボール箱スペシャルエンクロージャーなんて、よほど考えて作らない限り入れることなんて出来ません。
そうなると最低でも平面バッフルなど木製の物が必要になってきます。
さてAudioNirvanaのユニットは、音の傾向がアルテックの音質に非常に似かよっていて、カラリとした明るめのキャラクターに、芯がはっきりとした中でも繊細な表現が出てくるユニットです。
私もALTECを長く使い込んできたので、この音質は違和感なく聞き入れる事が出来ます。
音の細やかなニュアンスやイントネーションの表現も見事で、分解能の高さも非常によく感じる音です。
そしてこの音の傾向を大型化するとアルテックという事になりますが、現在は中古でしか往年のALTECユニットは手に入りません。
しかし現在Great Plains Audio社のブランドであれば、往年の当時と同じ設計と製法で新品のユニットが手に入る事は以前にもご紹介したとおりです。



さて新品にしろ中古にしろ、スピーカーユニットを手に入れてもそれ単体では十分に鳴らす事が出来ません。
そこで次の課題となるのがエンクロージャーの入手です。
たとえばALTECのユニットやGreat Plains Audio社のユニットを手に入れた場合、どのような構成で鳴らすかにもよりますが、どのような箱に入れて鳴らせばいいのか悩むところです。
ALTEC純正箱というのも中古市場には時折出てくる事はありますけど、コンディションやサイズを含め、思い通りのものをタイミングよく手に入れるというのもなかなか難しい面があります。
そうなると、箱の自作とうことになります。
サイズも形も適当に箱にしてしまえば済む話とはいえ、やはり形や大きさなど、デザインだって重要な要素になります。
また自作というといかにも貧乏くさそうな面があるのですが、意外とメーカーの純正箱のような妥協の産物とはならないため、音質的に優れたものを作り出す事も容易です。
といっても、ゼロからエンクロージャーの設計は意外と厄介なものですので、市販品を含めある程度の目安となるものを参考にする事となるでしょう。
以前にもALTECのA5 A7の純正箱のカタログなどはご紹介していますので、今回はそれら以外からALTEC純正箱を少しご紹介します。




A5 A7 同軸の620系など、一般的に見かける機会も多いので今回省略いたしましたが、今回ご紹介したのはALTECの中ではメジャーではありませんが、このようなエンクロージャーもまた選択肢の一つになります。
メーカー指定の純正箱はユニットの特性を考慮して考えられたものになりますが、実際は製作コストなどの妥協や、ある程度の広い許容範囲での使用を前提としているため、音質的に特出したものでない場合も多くあります。
その点自作の場合は、材質や構造など妥協を排除した製作も可能で、仕上げや外観デザインも好みに合ったものとすることも出来ます。
また独自のアイディアを駆使して更なる改良を加え、自分の求める音を作り出す事も出来ます。
ただ住宅事情もありますので、小さなアパートに家族同居なんていう状況など、誰でも思うがままにオーディオを鳴らす事が出来ない事情を抱えている場合も少なくありません。
そのような場合、自作するにも場所の問題などで困難な事もありますので、近くの木工所やそのような政策を専門で請け負う業者様に依頼するものひとつの手です。
どのような形式のエンクロージャーであっても、たとえば鳴きを完全に抑えようとしてコンクリートで作ろうが、金属の塊で作ろうが、それぞれ固有の音があります。
そこで固有のを消そうとしても、響きの少ないつまらない音として鳴る事も少なくありません。
そのためある程度の響きまでは考慮したものの方が、結果としていい音に聞こえる事もあるのです。
ようはそのバランスが肝心で、特定の方向性ばかりを追及していると、いつまでも埒が明かずに迷宮入りしてしまう事も少なくありません。
これは使用する材質や構造によっても変わるものですが、そのような事を考えて製作するのもまた楽しいものです。
こんな事をしながら、世界に唯一のものを作り上げていくのも、オーディオの楽しみの一つなのでしょうね。
楽しみというより、私の場合ほとんど妄想。。。。。
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サムライジャパンでございます。

さて前回は、私の手元にあるAudio Nirvanaのフルレンジに関して、どのようなエンクロージャーを作ろうかというう事に関してお話をしました。
スピーカーユニットを単体で手に入れても、そのままではスピーカーとしての機能が発揮できません。
とりあえず鳴らすだけというのであれば、私みたいに段ボールにでも入れて音を出す事は出来ます。

でも当然いい音なんてするわけがありませんし、これは16センチという小口径だからどうにかなったようなもので、ユニットが15インチ、38センチクラスの大型はもちろん、30センチや25センチクラスだって、大きさや重さの関係から段ボール箱スペシャルエンクロージャーなんて、よほど考えて作らない限り入れることなんて出来ません。
そうなると最低でも平面バッフルなど木製の物が必要になってきます。
さてAudioNirvanaのユニットは、音の傾向がアルテックの音質に非常に似かよっていて、カラリとした明るめのキャラクターに、芯がはっきりとした中でも繊細な表現が出てくるユニットです。
私もALTECを長く使い込んできたので、この音質は違和感なく聞き入れる事が出来ます。
音の細やかなニュアンスやイントネーションの表現も見事で、分解能の高さも非常によく感じる音です。
そしてこの音の傾向を大型化するとアルテックという事になりますが、現在は中古でしか往年のALTECユニットは手に入りません。
しかし現在Great Plains Audio社のブランドであれば、往年の当時と同じ設計と製法で新品のユニットが手に入る事は以前にもご紹介したとおりです。



さて新品にしろ中古にしろ、スピーカーユニットを手に入れてもそれ単体では十分に鳴らす事が出来ません。
そこで次の課題となるのがエンクロージャーの入手です。
たとえばALTECのユニットやGreat Plains Audio社のユニットを手に入れた場合、どのような構成で鳴らすかにもよりますが、どのような箱に入れて鳴らせばいいのか悩むところです。
ALTEC純正箱というのも中古市場には時折出てくる事はありますけど、コンディションやサイズを含め、思い通りのものをタイミングよく手に入れるというのもなかなか難しい面があります。
そうなると、箱の自作とうことになります。
サイズも形も適当に箱にしてしまえば済む話とはいえ、やはり形や大きさなど、デザインだって重要な要素になります。
また自作というといかにも貧乏くさそうな面があるのですが、意外とメーカーの純正箱のような妥協の産物とはならないため、音質的に優れたものを作り出す事も容易です。
といっても、ゼロからエンクロージャーの設計は意外と厄介なものですので、市販品を含めある程度の目安となるものを参考にする事となるでしょう。
以前にもALTECのA5 A7の純正箱のカタログなどはご紹介していますので、今回はそれら以外からALTEC純正箱を少しご紹介します。




A5 A7 同軸の620系など、一般的に見かける機会も多いので今回省略いたしましたが、今回ご紹介したのはALTECの中ではメジャーではありませんが、このようなエンクロージャーもまた選択肢の一つになります。
メーカー指定の純正箱はユニットの特性を考慮して考えられたものになりますが、実際は製作コストなどの妥協や、ある程度の広い許容範囲での使用を前提としているため、音質的に特出したものでない場合も多くあります。
その点自作の場合は、材質や構造など妥協を排除した製作も可能で、仕上げや外観デザインも好みに合ったものとすることも出来ます。
また独自のアイディアを駆使して更なる改良を加え、自分の求める音を作り出す事も出来ます。
ただ住宅事情もありますので、小さなアパートに家族同居なんていう状況など、誰でも思うがままにオーディオを鳴らす事が出来ない事情を抱えている場合も少なくありません。
そのような場合、自作するにも場所の問題などで困難な事もありますので、近くの木工所やそのような政策を専門で請け負う業者様に依頼するものひとつの手です。
どのような形式のエンクロージャーであっても、たとえば鳴きを完全に抑えようとしてコンクリートで作ろうが、金属の塊で作ろうが、それぞれ固有の音があります。
そこで固有のを消そうとしても、響きの少ないつまらない音として鳴る事も少なくありません。
そのためある程度の響きまでは考慮したものの方が、結果としていい音に聞こえる事もあるのです。
ようはそのバランスが肝心で、特定の方向性ばかりを追及していると、いつまでも埒が明かずに迷宮入りしてしまう事も少なくありません。
これは使用する材質や構造によっても変わるものですが、そのような事を考えて製作するのもまた楽しいものです。
こんな事をしながら、世界に唯一のものを作り上げていくのも、オーディオの楽しみの一つなのでしょうね。
楽しみというより、私の場合ほとんど妄想。。。。。
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