2024/12/05 12:30 |
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2013/02/04 12:47 |
ALTEC 604系同軸ユニット |
みなさんこんにちは。
サムライジャパンでございます。
先日はALTEC製ドラーバーユニットの、リペア用ダイヤフラムについてアお話をいたしました。
さてドライバーといえば、2ウエイや3ウエイなど、マルチシステムの中音域~高音域を受け持つユニットです。
当然のことながらウーハーなどの低音域用ユニットでは出せない音を補うためのものですが、各帯域に最適なユニットを揃えようと考えると、やがて4ウエイや5ウエイなどのマルチシステムとしたくなります。
そうなると更なるワイドレンジで迫力のある音を聞く事も出来、どうだ凄いだろう!!という世界を構築できます。
しかしその凄さとは相反するように、各ユニット間の位相や音圧の干渉なども多く発生しやすく、各ユニットの音がバラバラで鳴り出してしまうという事も多く見られます。
もちろんうまくまとめられればいいのですが、やはりそこには多くの時間と労力を要してしまいますので、うまくまとめられないまま鳴らしてしまう事も珍しくありません。
でもそこから出てくる音は、どうだ凄いだろう!!という迫力を持つものですから、それはそれで楽しい世界でもありますね。
さてそのようなマルチシステムの場合、ユニットの多様化やラインの複雑化につながり、出てくる音も比較的個性的になる場合も多く、その独自のキャラクターが音楽を聞く楽しみの一つにもなりますが、一方では、ケーブルやアンプを変えたり音楽ソースを変えても、比較的その差が現れにくい事もあり、独自の世界観を作り出し易くなります。
それと相反する方向としては、音楽の美妙なニュアンスや空気感を聞き取るために、限りなくシンプルな構成として、アンプやケーブルの違い、またソースの質の違いなどを聞き取りやすくする方向性もあります。
これなどに最適なのがフルレンジなどのシンプルな構成で聞く方向性になり、ワイドレンジ化したマルチシステムのような迫力を楽しむ事こそ出来ませんが、繊細で微妙なイントネーションまで聞き取れる醍醐味は、これまたひとつの聞き方の方法になります。
しかしフルレンジユニットの場合、単一のユニットでの全帯域再生をするわけですから、どうしても再生帯域には限界があります。
また得意な音の帯域や不得意な帯域などのキャラクターが出てしまう事もあり、やはりフルレンジ一発といえどもそこには限界が見えてくる場合もあります。
そこで、同じフルレンジユニットとして考えられたのが、同軸2ウエイ方式です。
TANNOYやALTECの同軸2ウエイユニットのように、38センチクラスの大きい振動版を持ちながら、センターには本格的ダイヤフラムを持つドライバーとホーンが付けられ、通常のフルレンジユニットよりもより広帯域の再生が可能になります。
GPA 604-8H Series II
(クロスオーバーネットワーク付き)
定格入力:100W
音圧:99db~再生周波数: 40 Hz~15000 Hz
インピーダンス:8オーム
低域ボイスコイルの直径:3インチ(76ミリメートル
高域ボイスコイルの直径:1.75インチ(45ミリメートル
直径:16インチ(406ミリメートル
取付穴径:14-1/8インチ(359ミリメートル
奥行き:10.75インチ(273ミリメートル)
重量:38ポンド(17.3キロ)クロスオーバーを含む
これはALTEC 604-8H の復刻版で、現在ALTEC社の生産設備を引き継いだGreat Plains Audio社が作るユニットになります。
ALTEC製品のリペア用のパーツを用いて作られていますので、基本的にALTECで従来作られていた製品と同じです。
ALTEC時代はスタジオモニターのユニットとして、世界中のレコーディングスタジオでもおなじみなだけではなく、日本でもこのユニットを愛用されている方も多くいますね。
しかしご存知のようにALTECが生産終了してから年月も経ちますし、現在では中古ユニットとしてのみしか無いため新品でALTECの604は手に入れる事が出来ませんけど、Great Plains Audio社のGPAブランドであれば同じものが手に入ります。
ただ現時点ではAlnicoマグネットタイプはありませんので、ALTECのお604後期型と同じようにフェライトマグネットタイプでしか手に入れられないのですけどね。
さてフルレンジユニットのように単一で鳴らす事が出来るユニットとはいえ、このような同軸2ウエイユニットという事になれば、やはり2ウエイ構成のためフルレンジのように線を繋いでおしまいというわけにはいきません。
チェんネルデバイダーでマルチアンプとして鳴らすなら線を繋ぐだけという事も出来ますけど、単一のステレオアンプやセパレートアンプで駆動する場合、各ユニットの周波数を分割するクロスオーバーネットワークが必要になります。
ALTECの604を鳴らすにも当然必要だったわけで、上のALTEC604-8Kの画像のように、黒い箱型にLCRのパーツが入れられ、音圧調整用のアッテネーターのつまみが付いたものを皆さんもご存知だと思います。
これがあれば同軸ユニットもフルレンジのように扱えます。
Great Plains Audio社のユニットも、基本的にはフルレンジとして使う事を前提にしているため、当然クロスオーバーネットワークが付属します。
しかしGreat Plains Audio社のネットワークには、ALTECの時のようなケースも無ければ、音圧調整用のアッテネーターもありません。
最近はあまり見かける事は少なくなりましたが、かつてブックシェルフ型と呼ばれるスピーカーが全盛のころ、各メーカー製の2ウエイや3ウエイのスピーカーには、ユニットの脇に誇らしげにアッテネーターの調節用つまみが鎮座していました。
フルレンジユニットとは違い各ユニットの音圧の違いもありますが、部屋などの聞く場所での環境、また音を好みなどに合わせやすいようにと付けられていたものです。
そこでつまみをグリグリと動かし、音圧を調整する事もチューニングの一環とさえ思っていました。
しかしご存知の方も多いように、このアッテネーターが入る事によって音質が大幅に劣化してしまうのです。
もちろん音圧が違いすぎて、聞くに堪えないほどの音量差が出てしまうよりはいいのですけど、音圧を下げると同時に、音楽ソースの音まで消えてしまうのです。
そうなると音に透明感が無くなり、時には濁ったような音になったり、微妙な音の質感などが大幅にスポイルされ単調な音質になってしまったりと、正直あまりお勧めできるものではありません。
ある程度音圧レベルの目安が付いたなら、定抵抗で減衰させるほうがはるかに音質劣化が防げるし、どうしても調整が必要な場合ならとトランス式のアッテネーターを利用するほうが、はるかに純度の高い音を楽しめます。
しかしトランス式のアッテネーターは高価ですので、それなら固定抵抗のほうが安く上がります。
もちろん自作派の方でしたら、タップ付きコイルを使用してネットワークを作る事も出来ますけど、それでもかなり高価です。
Great Plains Audio社も会社のポリシーとして、純度の高い音を再生する事が重要と考えているようで、音楽信号を劣化させてしまう可変式アッテネーターは採用しなかったそうです。
その代わりLCR共振回路でレベルを最適に調整してあるらしく、ユニットにネットワークを繋げば、フルレンジのように手軽に楽しめるようです。
ただ昔ながらのつまみをいじるのが好きな方には、やはり物足りないものに感じてしまうかもしれません。
フルレンジユニットにしても、ものによっては高音域のレベルが高めで暴れて聞こえる場合もあり、そのような音を平滑化するために共振回路を入れる事があります。
スーパーツゥイーターなどなら、クロスよりはるかに高い高音域から減衰するようなコンデンサを入れたりして、可聴帯域での音圧を自然に下げるという方法も取れますので、このような場合も極力アッテネーターに頼らないで音圧を調整したいところです。
さてGreat Plains Audio社のネットワークは、ALTEC製の604シリーズ全般に代替用として使用が可能だそうで、測定のみならず長時間にわたりヒアリングテストを行って音圧や音決めを行ったそうです。
その中で音質劣化の要素を排除する意味で、アッテネーターを採用しないように調整されているとの事です。
こうなるとGreat Plains Audio社の604シリーズも、通常のフルレンジ単一ユニットのように扱いが容易になりますね。
他にもホーンの形状の違うGPA 604-8H Ⅲや、30センチ同軸2ウエイのGPA 212-8A 12 inch duplex coaxなども、箱さえ用意すればフルレンジのように使えるようにネットワークが付属しています。
GPA 604-8H Series III
定格入力:100W
再生周波数: 40 Hz ~20000 Hz
インピーダンス:8オーム
低域ボイスコイルの直径:3インチ(76ミリメートル)
高域ボイスコイルの直径:1.75インチ(45ミリメートル)
直径:16インチ(406ミリメートル)
取付穴径:14-1/8インチ(359ミリメートル)
ユニット重量:38ポンド(17.3キロ)クロスオーバーを含む
GPA 212-8A 12 inch duplex
定格入力:250W
音圧:97db~
再生周波数: 45 Hz~16000 Hz
インピーダンス:8オーム
低周波ボイスコイルの直径:3インチ(76ミリメートル)
高周波ボイスコイルの直径:2.8インチ(71ミリメートル)
直径:12.25インチ(311ミリメートル)
取付穴径:11.188インチ(284ミリメートル
奥行き:8.75インチ(222ミリメートル)
重量:21ポンド(9.5 kg)クロスオーバーを含む
こうして見ていると、やはり同軸2ウエイも面構えがカッコいいですね。
小口径のフルレンジユニットだって、小口径ならではの反応の良さもあり、苦手なローエンドだってエンクロージャーでの鳴らし方次第では十二分な性能を出す事が出来ます。
でも大口径ならではの低音域の音の出方はやはり一味違うもので、小口径のユニットを鳴らすよりもはるかに難しい面があるのですが、それさえ出来る方には非常に魅力的です。
場所もとるし昨今の住宅事情を考えると躊躇してしまう面もありますが、四畳半や六畳間に詰め込んで聞かれる方もいるのですから、意外とどうにかなるものかもしれません。
私も604シリーズはぜひ鳴らしこみたいユニットなのです。
見ているとまた妄想が・・・
サムライジャパンでございます。
先日はALTEC製ドラーバーユニットの、リペア用ダイヤフラムについてアお話をいたしました。
さてドライバーといえば、2ウエイや3ウエイなど、マルチシステムの中音域~高音域を受け持つユニットです。
当然のことながらウーハーなどの低音域用ユニットでは出せない音を補うためのものですが、各帯域に最適なユニットを揃えようと考えると、やがて4ウエイや5ウエイなどのマルチシステムとしたくなります。
そうなると更なるワイドレンジで迫力のある音を聞く事も出来、どうだ凄いだろう!!という世界を構築できます。
しかしその凄さとは相反するように、各ユニット間の位相や音圧の干渉なども多く発生しやすく、各ユニットの音がバラバラで鳴り出してしまうという事も多く見られます。
もちろんうまくまとめられればいいのですが、やはりそこには多くの時間と労力を要してしまいますので、うまくまとめられないまま鳴らしてしまう事も珍しくありません。
でもそこから出てくる音は、どうだ凄いだろう!!という迫力を持つものですから、それはそれで楽しい世界でもありますね。
さてそのようなマルチシステムの場合、ユニットの多様化やラインの複雑化につながり、出てくる音も比較的個性的になる場合も多く、その独自のキャラクターが音楽を聞く楽しみの一つにもなりますが、一方では、ケーブルやアンプを変えたり音楽ソースを変えても、比較的その差が現れにくい事もあり、独自の世界観を作り出し易くなります。
それと相反する方向としては、音楽の美妙なニュアンスや空気感を聞き取るために、限りなくシンプルな構成として、アンプやケーブルの違い、またソースの質の違いなどを聞き取りやすくする方向性もあります。
これなどに最適なのがフルレンジなどのシンプルな構成で聞く方向性になり、ワイドレンジ化したマルチシステムのような迫力を楽しむ事こそ出来ませんが、繊細で微妙なイントネーションまで聞き取れる醍醐味は、これまたひとつの聞き方の方法になります。
しかしフルレンジユニットの場合、単一のユニットでの全帯域再生をするわけですから、どうしても再生帯域には限界があります。
また得意な音の帯域や不得意な帯域などのキャラクターが出てしまう事もあり、やはりフルレンジ一発といえどもそこには限界が見えてくる場合もあります。
そこで、同じフルレンジユニットとして考えられたのが、同軸2ウエイ方式です。
TANNOYやALTECの同軸2ウエイユニットのように、38センチクラスの大きい振動版を持ちながら、センターには本格的ダイヤフラムを持つドライバーとホーンが付けられ、通常のフルレンジユニットよりもより広帯域の再生が可能になります。
GPA 604-8H Series II
(クロスオーバーネットワーク付き)
定格入力:100W
音圧:99db~再生周波数: 40 Hz~15000 Hz
インピーダンス:8オーム
低域ボイスコイルの直径:3インチ(76ミリメートル
高域ボイスコイルの直径:1.75インチ(45ミリメートル
直径:16インチ(406ミリメートル
取付穴径:14-1/8インチ(359ミリメートル
奥行き:10.75インチ(273ミリメートル)
重量:38ポンド(17.3キロ)クロスオーバーを含む
これはALTEC 604-8H の復刻版で、現在ALTEC社の生産設備を引き継いだGreat Plains Audio社が作るユニットになります。
ALTEC製品のリペア用のパーツを用いて作られていますので、基本的にALTECで従来作られていた製品と同じです。
ALTEC時代はスタジオモニターのユニットとして、世界中のレコーディングスタジオでもおなじみなだけではなく、日本でもこのユニットを愛用されている方も多くいますね。
しかしご存知のようにALTECが生産終了してから年月も経ちますし、現在では中古ユニットとしてのみしか無いため新品でALTECの604は手に入れる事が出来ませんけど、Great Plains Audio社のGPAブランドであれば同じものが手に入ります。
ただ現時点ではAlnicoマグネットタイプはありませんので、ALTECのお604後期型と同じようにフェライトマグネットタイプでしか手に入れられないのですけどね。
さてフルレンジユニットのように単一で鳴らす事が出来るユニットとはいえ、このような同軸2ウエイユニットという事になれば、やはり2ウエイ構成のためフルレンジのように線を繋いでおしまいというわけにはいきません。
チェんネルデバイダーでマルチアンプとして鳴らすなら線を繋ぐだけという事も出来ますけど、単一のステレオアンプやセパレートアンプで駆動する場合、各ユニットの周波数を分割するクロスオーバーネットワークが必要になります。
ALTECの604を鳴らすにも当然必要だったわけで、上のALTEC604-8Kの画像のように、黒い箱型にLCRのパーツが入れられ、音圧調整用のアッテネーターのつまみが付いたものを皆さんもご存知だと思います。
これがあれば同軸ユニットもフルレンジのように扱えます。
Great Plains Audio社のユニットも、基本的にはフルレンジとして使う事を前提にしているため、当然クロスオーバーネットワークが付属します。
しかしGreat Plains Audio社のネットワークには、ALTECの時のようなケースも無ければ、音圧調整用のアッテネーターもありません。
最近はあまり見かける事は少なくなりましたが、かつてブックシェルフ型と呼ばれるスピーカーが全盛のころ、各メーカー製の2ウエイや3ウエイのスピーカーには、ユニットの脇に誇らしげにアッテネーターの調節用つまみが鎮座していました。
フルレンジユニットとは違い各ユニットの音圧の違いもありますが、部屋などの聞く場所での環境、また音を好みなどに合わせやすいようにと付けられていたものです。
そこでつまみをグリグリと動かし、音圧を調整する事もチューニングの一環とさえ思っていました。
しかしご存知の方も多いように、このアッテネーターが入る事によって音質が大幅に劣化してしまうのです。
もちろん音圧が違いすぎて、聞くに堪えないほどの音量差が出てしまうよりはいいのですけど、音圧を下げると同時に、音楽ソースの音まで消えてしまうのです。
そうなると音に透明感が無くなり、時には濁ったような音になったり、微妙な音の質感などが大幅にスポイルされ単調な音質になってしまったりと、正直あまりお勧めできるものではありません。
ある程度音圧レベルの目安が付いたなら、定抵抗で減衰させるほうがはるかに音質劣化が防げるし、どうしても調整が必要な場合ならとトランス式のアッテネーターを利用するほうが、はるかに純度の高い音を楽しめます。
しかしトランス式のアッテネーターは高価ですので、それなら固定抵抗のほうが安く上がります。
もちろん自作派の方でしたら、タップ付きコイルを使用してネットワークを作る事も出来ますけど、それでもかなり高価です。
Great Plains Audio社も会社のポリシーとして、純度の高い音を再生する事が重要と考えているようで、音楽信号を劣化させてしまう可変式アッテネーターは採用しなかったそうです。
その代わりLCR共振回路でレベルを最適に調整してあるらしく、ユニットにネットワークを繋げば、フルレンジのように手軽に楽しめるようです。
ただ昔ながらのつまみをいじるのが好きな方には、やはり物足りないものに感じてしまうかもしれません。
フルレンジユニットにしても、ものによっては高音域のレベルが高めで暴れて聞こえる場合もあり、そのような音を平滑化するために共振回路を入れる事があります。
スーパーツゥイーターなどなら、クロスよりはるかに高い高音域から減衰するようなコンデンサを入れたりして、可聴帯域での音圧を自然に下げるという方法も取れますので、このような場合も極力アッテネーターに頼らないで音圧を調整したいところです。
さてGreat Plains Audio社のネットワークは、ALTEC製の604シリーズ全般に代替用として使用が可能だそうで、測定のみならず長時間にわたりヒアリングテストを行って音圧や音決めを行ったそうです。
その中で音質劣化の要素を排除する意味で、アッテネーターを採用しないように調整されているとの事です。
こうなるとGreat Plains Audio社の604シリーズも、通常のフルレンジ単一ユニットのように扱いが容易になりますね。
他にもホーンの形状の違うGPA 604-8H Ⅲや、30センチ同軸2ウエイのGPA 212-8A 12 inch duplex coaxなども、箱さえ用意すればフルレンジのように使えるようにネットワークが付属しています。
GPA 604-8H Series III
定格入力:100W
再生周波数: 40 Hz ~20000 Hz
インピーダンス:8オーム
低域ボイスコイルの直径:3インチ(76ミリメートル)
高域ボイスコイルの直径:1.75インチ(45ミリメートル)
直径:16インチ(406ミリメートル)
取付穴径:14-1/8インチ(359ミリメートル)
ユニット重量:38ポンド(17.3キロ)クロスオーバーを含む
GPA 212-8A 12 inch duplex
定格入力:250W
音圧:97db~
再生周波数: 45 Hz~16000 Hz
インピーダンス:8オーム
低周波ボイスコイルの直径:3インチ(76ミリメートル)
高周波ボイスコイルの直径:2.8インチ(71ミリメートル)
直径:12.25インチ(311ミリメートル)
取付穴径:11.188インチ(284ミリメートル
奥行き:8.75インチ(222ミリメートル)
重量:21ポンド(9.5 kg)クロスオーバーを含む
こうして見ていると、やはり同軸2ウエイも面構えがカッコいいですね。
小口径のフルレンジユニットだって、小口径ならではの反応の良さもあり、苦手なローエンドだってエンクロージャーでの鳴らし方次第では十二分な性能を出す事が出来ます。
でも大口径ならではの低音域の音の出方はやはり一味違うもので、小口径のユニットを鳴らすよりもはるかに難しい面があるのですが、それさえ出来る方には非常に魅力的です。
場所もとるし昨今の住宅事情を考えると躊躇してしまう面もありますが、四畳半や六畳間に詰め込んで聞かれる方もいるのですから、意外とどうにかなるものかもしれません。
私も604シリーズはぜひ鳴らしこみたいユニットなのです。
見ているとまた妄想が・・・
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