2025/04/17 16:18 |
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2013/02/04 12:49 |
ALTEC 515 416 の代替ユニット |
みなさんこんにちは。
サムライジャパンでございます。
世間ではゴールデンウイークになりましたけど、皆様大型連休をどうお過ごしでしょうか?
こんな時やはり一般的には行楽地や海外へお出かけという方も多いのでしょうが、中には今までの課題を解決するためにリスニングルームへ篭りきりなんていう方もいるかもしれません。
昨年は大震災もあり、私が住む市では海岸線のほとんどが津波で破壊され、追い討ちをかけるように原発事故で大騒ぎという事もあり、家でひっそりと過ごしておりました。
そんな震災から一年以上が過ぎましたので、今年は昨年おとなしくしていた方もお出かけされる方も多いかもしれませんね。
私はといえば・・・やはり昨年同様家で腐っております。。。
さて前回は、ALTECのエンクロージャーの一部に関してお話をしました。
ALTECといえば数多くの名機が生み出され、今でも多くの方に熱い支持を受けている人気ブランドです。
そんななかALTECらしいシステムといえば、A5やA7などのボイスオブシアターを思い浮かべる方も少なくありません。

ボイスオブシアターとして名を馳せ、日本でも人気の高いシステムです。
このシステムにはA5に代表されるALTEC 515系 またA7に代表されるALTEC 416系の二つの系統があり、どちらも鳴りっぷりのよさを感じさせる素敵なシステムです。
さてこのA5やA7に使われている515系や416系のウーハーですが、中にはコンディションを崩したり、または破損したりして、現役当時の実力を出し切れないものも多くなってきました。
今は多くの中古ユニットが国内市場にも出回り、意外と見つけるのは苦労はしません。
しかしオーディオマニアの方ならご存知の方も多い事ですが、ユニットの使われ方や鳴らされ方によって音がぜんぜん違うというのもよくある話です。
元気がいいはずのユニットが、なぜか元気がない。
繊細な音のするユニットのはずが、なぜか荒削りな音になってしまうなど、それまで鳴らされてきた音楽ソースやアンプにより、長年蓄積された固有の音色傾向に馴染んでしまうこともあります。
もちろん矯正的に鳴らしこめば馴染むことはあるのですが、左右同銘柄ユニットを別々に手に入れた場合、時には別物のように聞こえてしまう事も少なくありません。
何年も地道に探せばGoodコンディションの中古ユニットをペアで見つける事は出来ますけど、ペアで揃えることは出来ても、たとえばダブルで使用される方だと4本揃えなければならず、そうなると一気に敷居が高くなります。
それならと同じ方向性のユニットを新品で探しても意外と少なく、ちょっと使い方は特殊ですが、同傾向でALTECを凌駕するハイスペックの励磁型時期回路を持つ新生マクソニックという選択肢もあります。

これだと取り付け寸法などもほぼ同じですし、見た目もほぼ変わりませんのでALTECの代替の選択肢の一つです。
しかしユニット単体の能力は、ハイパフォーマンスなALTEC515系よりも遥かに上手で、逆にALTECの他のユニットよりも抜きん出てしまう可能性があり、そうなると全体のバランスを崩しかねません。
それならドライバーもトゥイータも同時に変えてしまえばいい事なのですが、さすがにユニット単体の価格も性能に比例して高くなるもので、ポンと買えてしまうセレブの方ばかりではありませんから、これもまた敷居の非常に高い選択です。
そんな時Great Plains Audio社のユニットがベストな選択肢ではないかと思います。

会社は別会社でブランドにもALTECが入りませんけど、ALTECの生産設備をそのまま引継ぎ、現在ALTECの古いユニットの修理やメンテナンスなどのアフターフォローも行っておりますので、そのような意味ではALTEC直系のメーカーなのです。


生産方法なども当時のままですので、ブランドロゴだけ違うALTECの復刻版ともいえます。
これだと現在でも新品で手に入れられるため、手持ちのユニットが調子を崩してしまって代替ユニットを探しているというのであれば、コンディションを気にせず手に入れられて、しかも新品ですので自分流の音に鳴らし込むことだって出来ます。
しかしALTECの515系は、そのパフォーマンスとは裏腹に、やや扱いにくい面も多少あるため、お気軽に使いこなせるユニットではありません。
特にA7など、ALTECの416系を使われてきた方にとっては、グレードアップにと手に入れても、そのキャラクターの違いに戸惑う事も少なくありません。
そんなALTECの416系代替なら、やはり同じ416系の方が使いやすいのではないでしょうか。

磁気回路もAlnicoを使っていますし、ALTEC416系のフェライト磁気回路のユニットからのグレードアップにも最適かもしれません。
515系と違い磁気回路がそれほど強くないため、低域の切れやスピード感などは515系には劣りますけど、中音域まで暴れない特性は、比較的使い易いユニットといえます。
同軸2ウエイで有名な604系は、基本的に416系と同じですので、そのような意味でもかなり定評のあるユニットなのです。
逆に515系に手を焼いてしまう場合なども、基本的に同じ音色傾向にある416系という選択肢もあります。
顔つきは瓜二つのユニットですが、その音の傾向はかなり違うというのものの、やはり同系の音色が出てきます。
JBLになると同じアメリカ系でも音の傾向もかなり違ってきますので、ALTECの代替というにはあまりお勧めできない組み合わせかもしれません。
コンディションを心配して手持ちのALTECを思い切り鳴らす事が出来ないのであれば、思い切って新品ユニットを鳴らすのも楽しいのではないでしょうか。
ゴールデンウイークという中で、私もそんな妄想に明け暮れる日々をすごしているのです。
サムライジャパンでございます。
世間ではゴールデンウイークになりましたけど、皆様大型連休をどうお過ごしでしょうか?
こんな時やはり一般的には行楽地や海外へお出かけという方も多いのでしょうが、中には今までの課題を解決するためにリスニングルームへ篭りきりなんていう方もいるかもしれません。
昨年は大震災もあり、私が住む市では海岸線のほとんどが津波で破壊され、追い討ちをかけるように原発事故で大騒ぎという事もあり、家でひっそりと過ごしておりました。
そんな震災から一年以上が過ぎましたので、今年は昨年おとなしくしていた方もお出かけされる方も多いかもしれませんね。
私はといえば・・・やはり昨年同様家で腐っております。。。
さて前回は、ALTECのエンクロージャーの一部に関してお話をしました。
ALTECといえば数多くの名機が生み出され、今でも多くの方に熱い支持を受けている人気ブランドです。
そんななかALTECらしいシステムといえば、A5やA7などのボイスオブシアターを思い浮かべる方も少なくありません。

ボイスオブシアターとして名を馳せ、日本でも人気の高いシステムです。
このシステムにはA5に代表されるALTEC 515系 またA7に代表されるALTEC 416系の二つの系統があり、どちらも鳴りっぷりのよさを感じさせる素敵なシステムです。
さてこのA5やA7に使われている515系や416系のウーハーですが、中にはコンディションを崩したり、または破損したりして、現役当時の実力を出し切れないものも多くなってきました。
今は多くの中古ユニットが国内市場にも出回り、意外と見つけるのは苦労はしません。
しかしオーディオマニアの方ならご存知の方も多い事ですが、ユニットの使われ方や鳴らされ方によって音がぜんぜん違うというのもよくある話です。
元気がいいはずのユニットが、なぜか元気がない。
繊細な音のするユニットのはずが、なぜか荒削りな音になってしまうなど、それまで鳴らされてきた音楽ソースやアンプにより、長年蓄積された固有の音色傾向に馴染んでしまうこともあります。
もちろん矯正的に鳴らしこめば馴染むことはあるのですが、左右同銘柄ユニットを別々に手に入れた場合、時には別物のように聞こえてしまう事も少なくありません。
何年も地道に探せばGoodコンディションの中古ユニットをペアで見つける事は出来ますけど、ペアで揃えることは出来ても、たとえばダブルで使用される方だと4本揃えなければならず、そうなると一気に敷居が高くなります。
それならと同じ方向性のユニットを新品で探しても意外と少なく、ちょっと使い方は特殊ですが、同傾向でALTECを凌駕するハイスペックの励磁型時期回路を持つ新生マクソニックという選択肢もあります。

これだと取り付け寸法などもほぼ同じですし、見た目もほぼ変わりませんのでALTECの代替の選択肢の一つです。
しかしユニット単体の能力は、ハイパフォーマンスなALTEC515系よりも遥かに上手で、逆にALTECの他のユニットよりも抜きん出てしまう可能性があり、そうなると全体のバランスを崩しかねません。
それならドライバーもトゥイータも同時に変えてしまえばいい事なのですが、さすがにユニット単体の価格も性能に比例して高くなるもので、ポンと買えてしまうセレブの方ばかりではありませんから、これもまた敷居の非常に高い選択です。
そんな時Great Plains Audio社のユニットがベストな選択肢ではないかと思います。

会社は別会社でブランドにもALTECが入りませんけど、ALTECの生産設備をそのまま引継ぎ、現在ALTECの古いユニットの修理やメンテナンスなどのアフターフォローも行っておりますので、そのような意味ではALTEC直系のメーカーなのです。


生産方法なども当時のままですので、ブランドロゴだけ違うALTECの復刻版ともいえます。
これだと現在でも新品で手に入れられるため、手持ちのユニットが調子を崩してしまって代替ユニットを探しているというのであれば、コンディションを気にせず手に入れられて、しかも新品ですので自分流の音に鳴らし込むことだって出来ます。
しかしALTECの515系は、そのパフォーマンスとは裏腹に、やや扱いにくい面も多少あるため、お気軽に使いこなせるユニットではありません。
特にA7など、ALTECの416系を使われてきた方にとっては、グレードアップにと手に入れても、そのキャラクターの違いに戸惑う事も少なくありません。
そんなALTECの416系代替なら、やはり同じ416系の方が使いやすいのではないでしょうか。

磁気回路もAlnicoを使っていますし、ALTEC416系のフェライト磁気回路のユニットからのグレードアップにも最適かもしれません。
515系と違い磁気回路がそれほど強くないため、低域の切れやスピード感などは515系には劣りますけど、中音域まで暴れない特性は、比較的使い易いユニットといえます。
同軸2ウエイで有名な604系は、基本的に416系と同じですので、そのような意味でもかなり定評のあるユニットなのです。
逆に515系に手を焼いてしまう場合なども、基本的に同じ音色傾向にある416系という選択肢もあります。
顔つきは瓜二つのユニットですが、その音の傾向はかなり違うというのものの、やはり同系の音色が出てきます。
JBLになると同じアメリカ系でも音の傾向もかなり違ってきますので、ALTECの代替というにはあまりお勧めできない組み合わせかもしれません。
コンディションを心配して手持ちのALTECを思い切り鳴らす事が出来ないのであれば、思い切って新品ユニットを鳴らすのも楽しいのではないでしょうか。
ゴールデンウイークという中で、私もそんな妄想に明け暮れる日々をすごしているのです。
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