2024/12/05 06:45 |
[PR] |
2013/02/04 12:52 |
ALTEC 1インチドライバー |
みなさんこんにちは。
サムライジャパンでございます。
世間ではゴールデンウイーク後半になりましたけど、皆様大型連休をどうお過ごしでしょうか?
私はといえば、相変わらず段ボールスペシャルで音楽を楽しんでおります。
というより早く木製のエンクロージャーを作りたいのですけどね。
さて今回はALTECの1インチドライバーについて少しお話をしたいと思います。
熱狂的なマニアの方なら詳しいモデルの遍歴やらヒストリーに関してもお詳しいでしょうので、そのあたりは割愛させていただきますね。
前々回ALTECの416系のウーハーについてお話しましたが、ご存知のように有名なALTECのA7をはじめとする、様々なモデルに採用されていました。
この高音域を受け持っていたのがALTECの1インチドライバーになります。
802系に始まり様々なモデルが登場しましたが、バックプレッシャー型とした広帯域再生の基本的構造は変わりがなく、晩年はフェライトモデルとして生産を終了しました。
音質表現力がとても優れていて、その奏でる音の質感の魅力に嵌ってしまわれた方も多いのではないでしょうか。
JBLとは異なり少し落ち着いた音色傾向ですが、変に色づけされた癖もなく、からりと明るさも備えています。
そのあたりがマニアの心を掴んでしまったのでしょう。
さてそんな魅力的な1インチドライバーも、現在は中古でしか手に入れる事は出来ません。
しかもペアでコンディションが揃ったユニットも、最近では少なくなりつつあります。
中には外観こそ綺麗に揃ってはいるものの、左右で異なる振動版を入れられてしまったものなんていうのもあるようです。
2インチや1.4インチの大きな振動版の音に比べれば、線の細さは感じてしまう事もあるのですが、繊細で高域まで伸びきった特性は、スーパートゥイーターの必要性を感じさせない事もあり、シンプルな2ウエイ構成で鳴らす事も可能です。
最近Great Plains Audio社の1インチドライバーユニットにも、Alnicoマグネットモデルが新たに加わりました。。
GPA 802-8G/16G Alnico というモデルですが、実際ALTECの802とは外観も異なり、純然たる802の復刻版というわけではなく、Alnicoマグネットモデル後期型のALTECの808あたりに相当するモデルです。
たぶんALTECの1インチドライバーといえば、真っ先に802シリーズが思い浮かべやすいためつけられたモデル名だと思います。
モデル名こそ違いますけど、ALTECのリペア交換用振動版を使用し、ALTECと同じ構造と製法で作られていますので、サウンドはALTECそのものといえるでしょう。
たとえばJBL系の1インチドライバーなどで、少し煌びやかな感じがあまり好みでないという場合も、試してみる価値はあるかもしれません。
またTADの1インチドライバーなどに比べると、多少癖のようなものを感じるかもしれませんが、逆に無機質なイメージの音質よりも、質感などの表現力も上手です。
このサイズのドライバーだと、ホーンの選択肢も様々なサイズが選べますし、15インチウーハー以外にも、12インチ(30センチクラス)のウーハー組み合わせても楽しいかもしれませんね。
A7だと少し大きすぎるので、30センチサイズに多少小型化しても楽しそうです。
と、そんな妄想ばかりしていないで、早く段ボールスペシャルをどうにかしないといけないのですけどね。
サムライジャパンでございます。
世間ではゴールデンウイーク後半になりましたけど、皆様大型連休をどうお過ごしでしょうか?
私はといえば、相変わらず段ボールスペシャルで音楽を楽しんでおります。
というより早く木製のエンクロージャーを作りたいのですけどね。
さて今回はALTECの1インチドライバーについて少しお話をしたいと思います。
熱狂的なマニアの方なら詳しいモデルの遍歴やらヒストリーに関してもお詳しいでしょうので、そのあたりは割愛させていただきますね。
前々回ALTECの416系のウーハーについてお話しましたが、ご存知のように有名なALTECのA7をはじめとする、様々なモデルに採用されていました。
この高音域を受け持っていたのがALTECの1インチドライバーになります。
802系に始まり様々なモデルが登場しましたが、バックプレッシャー型とした広帯域再生の基本的構造は変わりがなく、晩年はフェライトモデルとして生産を終了しました。
音質表現力がとても優れていて、その奏でる音の質感の魅力に嵌ってしまわれた方も多いのではないでしょうか。
JBLとは異なり少し落ち着いた音色傾向ですが、変に色づけされた癖もなく、からりと明るさも備えています。
そのあたりがマニアの心を掴んでしまったのでしょう。
さてそんな魅力的な1インチドライバーも、現在は中古でしか手に入れる事は出来ません。
しかもペアでコンディションが揃ったユニットも、最近では少なくなりつつあります。
中には外観こそ綺麗に揃ってはいるものの、左右で異なる振動版を入れられてしまったものなんていうのもあるようです。
2インチや1.4インチの大きな振動版の音に比べれば、線の細さは感じてしまう事もあるのですが、繊細で高域まで伸びきった特性は、スーパートゥイーターの必要性を感じさせない事もあり、シンプルな2ウエイ構成で鳴らす事も可能です。
最近Great Plains Audio社の1インチドライバーユニットにも、Alnicoマグネットモデルが新たに加わりました。。
GPA 802-8G/16G Alnico というモデルですが、実際ALTECの802とは外観も異なり、純然たる802の復刻版というわけではなく、Alnicoマグネットモデル後期型のALTECの808あたりに相当するモデルです。
たぶんALTECの1インチドライバーといえば、真っ先に802シリーズが思い浮かべやすいためつけられたモデル名だと思います。
モデル名こそ違いますけど、ALTECのリペア交換用振動版を使用し、ALTECと同じ構造と製法で作られていますので、サウンドはALTECそのものといえるでしょう。
たとえばJBL系の1インチドライバーなどで、少し煌びやかな感じがあまり好みでないという場合も、試してみる価値はあるかもしれません。
またTADの1インチドライバーなどに比べると、多少癖のようなものを感じるかもしれませんが、逆に無機質なイメージの音質よりも、質感などの表現力も上手です。
このサイズのドライバーだと、ホーンの選択肢も様々なサイズが選べますし、15インチウーハー以外にも、12インチ(30センチクラス)のウーハー組み合わせても楽しいかもしれませんね。
A7だと少し大きすぎるので、30センチサイズに多少小型化しても楽しそうです。
と、そんな妄想ばかりしていないで、早く段ボールスペシャルをどうにかしないといけないのですけどね。
PR
- トラックバックURLはこちら