2024/12/13 02:21 |
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2013/02/04 13:08 |
ALTEC 416-8/16 復刻版 |
みなさんこんにちは。
サムライジャパンでございます。
日曜日まで足利市のエレックス様の方でお世話になっておりましたが、今本拠地に戻っております。
さて今回はお客様にご注文いただいていました、GPA 416-8Bが入荷しましたのでご紹介します。
箱を開けると、その姿は416そのものですね。
さすがに515系に比べるとマグネットのボリュームが小さく感じますけど、実際じゃじゃ馬的な515を鳴らし込む事ができる方には魅力的なユニットでも、そのパワフルさゆえに中音域まで分割振動が暴れてしまうなど、その素質を十分熟知しないとうまく鳴らせない事も多く、イージーに楽しみたい方には少し敷居の高い面があります。
強力さは影を潜めるものの鳴らしやすく、また使い方も比較的容易な416系のユニットは、様々な組み合わせの鳴らし方にも順応性も高く、軽い振動系の持つ、切れのあるさわやかな低音を聞く事ができます。
ALTECの416系といえば、やはり一番有名なのはA7のシステムでしょう。
これもきちんと鳴らす事ができれば、非常に切れのある爽快な音を楽しむ事ができます。
もちろんバスレフなどに入れても鳴らしやすいユニットですので、その汎用性は非常に高いユニットといえるでしょう。
ALTEC系ユニットの復刻版は何度も紹介していますので、皆様にもすでに馴染みがあるものですが、ちょっと古い方ならご存知のように、ALTECのユニットが、アルニコマグネットからフェライトマグネットへ変更されてしまい、とても寂しく思われていたマニアの方は多いと思います。
そのフェライトモデルでさえALTECが本格的ユニットなどの生産から撤退してしまい、基本的に中古市場でしか手に入れられないのは皆様ご存知の事です。
もちろん中古市場では珍しいものではありませんから、比較的容易に見つける事は難しいものではありませんけど、生産終了からの年月を考えると、左右で音がばらついていたり、振動板に汚れや染み、あるいは凹みや痛みが見られるものなど、グッドコンディションのものを揃えるとなると、意外とハードルが高くなったりします。
しかも使用されてきた環境や鳴らされ方によって、同じユニットといえども音がまるで違うなんていうことも珍しくありません。
そうなると新品から自分の音に鳴らし込める新品があればいいのですが、ALTECのラベルの貼られた新品を見つけるのは不可能でないにしても、かなり難しい話ですね。
でもGreat Plains Audio社のユニットであれば、ロゴマークこそ違っても、生産設備や設計は当時のままで、当時と同じ作りの製品が手に入りますので、ロゴマークで音の良し悪しを判断される方でなければ、新品で揃えるのも十分選択のひとつに思います。
さて今回はもうひとつALTECの復刻版を紹介します。
これはALTEC モデル19というフロアー方システムの、交換用クロスオーバーネットワークになります。
クロスオーバー周波数は1200Hzで、中音域のレベルコントロールが2つ付いた変則的なネットワークで、マニアの方の中には604系の同軸ユニット用に使用されている方もいます。
GPAブランドにも604系はあり、こちらに付属する専用ネットワークは、音質劣化を防ぐ意味もあり、レベルコントロールをLCRの共振回路で処理し、フルレンジのように使用できるようにしたものです。
ただお使いになる方の中には、どうしてもレベルコントロールも必要とされる方もおりますし、多少音質に影響があっても、昔ながらのALTECらしい音を出したいという方などにもお勧めかもしれません。
また当時のALTECオリジナルのパーツと比べても、コイルやコンデンサなども当時のものよりも高音質のものを採用するなど、補修交換用だからといって手抜きがありません。
もちろんLCRのクロスオーバーネットワークに詳しい方であれば、簡単に自作して最良の音へ調整するのも容易い作業ですけど、多くの方にとってはこの音作りが非常に面倒なのも確かです。
そのような意味で、このようなネットワークの完成品を利用するのも、簡単なグレードアップのひとつかもしれませんね。
さて長々と書いてしまいましたが、今回はここまで。
うちで鳴らしている段ボール箱の限界に挑んだ、ダンボールスペシャルのAudioNirvanaのフルレンジユニットですが、オーディオマニアが卒倒するその見た目の惨さはいかんともしがたいので、そろそろ木製のエンクロージャーに入れようと思います。
本格的にやろうと思うとあれやこれやと凝りに凝ったものをやりたくなるのですけど、まずは一般的に鳴らす方向ではじめようと思います。
こちらは近日中に発表したいと思いますので、そちらのほうもお楽しみに。
サムライジャパンでございます。
日曜日まで足利市のエレックス様の方でお世話になっておりましたが、今本拠地に戻っております。
さて今回はお客様にご注文いただいていました、GPA 416-8Bが入荷しましたのでご紹介します。
箱を開けると、その姿は416そのものですね。
さすがに515系に比べるとマグネットのボリュームが小さく感じますけど、実際じゃじゃ馬的な515を鳴らし込む事ができる方には魅力的なユニットでも、そのパワフルさゆえに中音域まで分割振動が暴れてしまうなど、その素質を十分熟知しないとうまく鳴らせない事も多く、イージーに楽しみたい方には少し敷居の高い面があります。
強力さは影を潜めるものの鳴らしやすく、また使い方も比較的容易な416系のユニットは、様々な組み合わせの鳴らし方にも順応性も高く、軽い振動系の持つ、切れのあるさわやかな低音を聞く事ができます。
ALTECの416系といえば、やはり一番有名なのはA7のシステムでしょう。
これもきちんと鳴らす事ができれば、非常に切れのある爽快な音を楽しむ事ができます。
もちろんバスレフなどに入れても鳴らしやすいユニットですので、その汎用性は非常に高いユニットといえるでしょう。
ALTEC系ユニットの復刻版は何度も紹介していますので、皆様にもすでに馴染みがあるものですが、ちょっと古い方ならご存知のように、ALTECのユニットが、アルニコマグネットからフェライトマグネットへ変更されてしまい、とても寂しく思われていたマニアの方は多いと思います。
そのフェライトモデルでさえALTECが本格的ユニットなどの生産から撤退してしまい、基本的に中古市場でしか手に入れられないのは皆様ご存知の事です。
もちろん中古市場では珍しいものではありませんから、比較的容易に見つける事は難しいものではありませんけど、生産終了からの年月を考えると、左右で音がばらついていたり、振動板に汚れや染み、あるいは凹みや痛みが見られるものなど、グッドコンディションのものを揃えるとなると、意外とハードルが高くなったりします。
しかも使用されてきた環境や鳴らされ方によって、同じユニットといえども音がまるで違うなんていうことも珍しくありません。
そうなると新品から自分の音に鳴らし込める新品があればいいのですが、ALTECのラベルの貼られた新品を見つけるのは不可能でないにしても、かなり難しい話ですね。
でもGreat Plains Audio社のユニットであれば、ロゴマークこそ違っても、生産設備や設計は当時のままで、当時と同じ作りの製品が手に入りますので、ロゴマークで音の良し悪しを判断される方でなければ、新品で揃えるのも十分選択のひとつに思います。
さて今回はもうひとつALTECの復刻版を紹介します。
これはALTEC モデル19というフロアー方システムの、交換用クロスオーバーネットワークになります。
クロスオーバー周波数は1200Hzで、中音域のレベルコントロールが2つ付いた変則的なネットワークで、マニアの方の中には604系の同軸ユニット用に使用されている方もいます。
GPAブランドにも604系はあり、こちらに付属する専用ネットワークは、音質劣化を防ぐ意味もあり、レベルコントロールをLCRの共振回路で処理し、フルレンジのように使用できるようにしたものです。
ただお使いになる方の中には、どうしてもレベルコントロールも必要とされる方もおりますし、多少音質に影響があっても、昔ながらのALTECらしい音を出したいという方などにもお勧めかもしれません。
また当時のALTECオリジナルのパーツと比べても、コイルやコンデンサなども当時のものよりも高音質のものを採用するなど、補修交換用だからといって手抜きがありません。
もちろんLCRのクロスオーバーネットワークに詳しい方であれば、簡単に自作して最良の音へ調整するのも容易い作業ですけど、多くの方にとってはこの音作りが非常に面倒なのも確かです。
そのような意味で、このようなネットワークの完成品を利用するのも、簡単なグレードアップのひとつかもしれませんね。
さて長々と書いてしまいましたが、今回はここまで。
うちで鳴らしている段ボール箱の限界に挑んだ、ダンボールスペシャルのAudioNirvanaのフルレンジユニットですが、オーディオマニアが卒倒するその見た目の惨さはいかんともしがたいので、そろそろ木製のエンクロージャーに入れようと思います。
本格的にやろうと思うとあれやこれやと凝りに凝ったものをやりたくなるのですけど、まずは一般的に鳴らす方向ではじめようと思います。
こちらは近日中に発表したいと思いますので、そちらのほうもお楽しみに。
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