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サムライジャパン ブログ

サムライジャパン オーディオ関連を中心にしたブログです。
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2013/02/04
12:42
ALTEC A5 A7

みなさんこんにちは。

サムライジャパンでございます。


さてここ最近のブログに登場するGreat Plains Audio社のユニットですが、何度もお話してきたようにALTECの生産設備を全て引き継ぎ、ALTEC製のユニットのアフタフォローや修理メンテナンス、そして生産終了のユニットの復刻生産を行っています。
logo1MAESTRO_GOLD.png

ALTECといえばかつてアメリカ製ユニットとしてはJBLと人気を二分するブランドでしたから、現在でも多くのユーザーさんがいるのではないでしょうか。

JBLは今でも業務用に限らず、ホームオーディオ製品やカーオディオ製品を手がけるなど、様々なジャンルのスピーカーを製造するなど、今でも人気の高いブランドです。

一方ALTECといえば、ブランド名こそ今でも残ってはいますが、かつて映画館や劇場を席巻していた装置はもちろん、一般的なホームオーディオの世界からも姿を消し去り寂しい限りです。


そんなALTEC製品を今でも愛用されている方にとって気がかりなのが、今現役で鳴らしているユニットが常に健在でいるかというコンディションではないでしょうか。

たとえばウーハーなどはJBLユニットに多くみられるようなウレタンエッジではないため、外観上は比較的耐久性もあります。

でも中古でユニットを手に入れたものの、センターキャップが潰れていたり、振動版に汚れの付着や破れが見られたりするなんていうことは、生産が終了してからの年月を考えると当たり前といえば当たり前かもしれません。

私が愛用していたALTEC 515-16Cも元気に音は鳴るものの、長年累積した汚れで振動版は変色し、新品の時のような黒々しい外観は保っていません。

画像 063


もちろんこのようなとき真っ先に考えるのが振動板の張替えです。


これはウーハーに限らずドライバーなども同じで、長年の使用でボイスコイルが変形してボイスタッチを起こしてしまったり、断線により音が出なくなったりと、手元にユニットがあっても思い切り鳴らすことが出来ない方も多くいるかもしれません。


Great Plains Audio社ではそのような修理の受付や、補修パーツの供給なども行っています。

1.4 インチ用振動版

1インチ用振動版

このようにすれば手元で元気の無いユニットも、リフレッシュして復活させる事が出来ます。


しかしここで一つ大きな問題が・・・


そうです。

音が変わってしまうのです。


今まで馴染んでいた音とは違う音に感じてしまうことが多くあるのです。


もちろん今までの状態がひどい場合逆に良くなる場合もあるのですが、ある程度エージングが進むまでは落ち着かない事もあります。


それに中古で手に入れたユニットの場合、それまでの使われ方次第で音も大きく異なる場合もあるので、まったく違うユニットに聞こえてしまう事もあるかもしれません。


そこでリフレッシュさせて音が変わるのを前提とするなら、はじめから新しいユニットで鳴らしてしまうのも一つの手かもしれません。


もちろん新品でALTECブランドのユニットは手に入りませんが、Great Plains Audio社のユニットなら、基本的にブランドロゴの違い程度のユニットが手に入ります。

それならコンディションを気にせずガンガン鳴らしきる事も出来るし、手元にあるALTECのユニットは保存用として手元において置くのも良いかもしれません。



さてそんなALTECのシステムといえば、やはりA5やA7などの、ボイスオブシアターと呼ばれるシステムに憧れた方は多いのではないでしょうか?

ALTEC A5


反応の良いALTECのユニットが、さらにごゴキゲンに鳴るシステムは、これぞALTECという痛快な音の鳴り方をします。


そこで今回はALTEC社の古い資料を少しご紹介します。

A5 A7 用828BOX

828H

A7

A6

ボイスオブシアター

A5 BOX

A5 BOX


ALTECのA5やA7は見た目もかっこいいですね。

一般家庭用には少し大きすぎますけど、意外と小さなリスニングルームで聞いている方も多くいるようです。

もちろん大きいリスニングルームがあれば、思い切り鳴らしてみたいシステムです。


ユニットを手に入れるまでは意外と容易いのですが、ユニットを鳴らすためにはエンクロージャーが必要です。

私のようにとりあえず段ボール箱でというわけにもいきませんので、近々ホームページ上に古いALTECのエンクロージャーのページを作ろうと思います。

それらを見エンクロージャー製作の参考やヒントになれば、またそれもオーディオの楽しみだと思うのです。


徹底的にオリジナルを再現するもよし、またオリジナルに独自のアイディアで改良を加えて進化させるのもよし、
こんな資料などを眺めていると、また妄想に悩まされてしまうのですけどね。


それより手元のAudioNirvanaのフルレンジを、早く段ボール箱から救出することが先決なのですけど。

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