2025/04/12 14:55 |
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2013/02/04 11:34 |
オーディオニルバーナ 脱段ボール |
みなさんこんにちは。
サムライジャパンでございます。
さて前のエレックス様のブログに書かれていますように、エレックス様のメインデモシステムに、60センチクラスの巨大なウーハーで駆動する巨大ホーンが追加されました。
この巨大ホーンを設置している頃私はエレックス様の方におりましたので、その一部始終を拝見しておりましたが、いやはや目の前で見るとでかいのには驚きです。
さすがに巨大振動版の低音域は迫力がありますね。
アパートの一室みたいなところに置くには非現実的な巨大さになってしまいますけど、十分なリスニングルームを確保できる方には魅力のあるものでしょうね。
そんな事に刺激を受けたからというわけではありませんが、前回のブログでも予告していましたように、うちにあるAudioNirvana(オーディオニルバーナ)のフルレンジですが、皆様ご存知のように、マニアが卒倒するほど醜い姿の段ボール箱でできたエンクロージャー(エンクロージャーって言うなと罵声が聞こえてきそう)に入れて鳴らしていたのですが、この度念願の木製エンクロージャーへ収める事となりました。

フルレンジに限らずスピーカーユニットを単体で手に入れても、それだけでは十分ではないのは自作派の方にとっては周知の事実です。
もちろん自作派というわけでなくても、ハイエンドオーディオマニアの方にとっても、制約があれこれと多いシステムよりも、自分で組む方が理想の音に近道であるとお考えの方も多い事でしょう。
という事で、私もエンクロージャーをどうしようか思案していたのですが、とりあえず手っ取り早く実験しようと段ボール箱に入れてみたのです。
段ボールと聞いただけで一蹴されてしまうものですが、意外とこのブハブハボテボテの材質を使う事により、エンクロージャーには何が大切で何が必要ないかなど、意外と木製ではじめから作ってしまうと気が付き難い重要なポイントに気付く事が多かったので、大きくて重いユニットでは使用できませんけど、段ボールできちんとした音を出す方法を知っていると、意外と木製でもきちんと鳴らす事ができるのです。
逆の言い方をすれば、材質などに頼りすぎると、意外とまともな音を出せる方法を見つけられないという事もありえるのです。
機械的に見れば最低最悪の材質になるの段ボールですが、何でこんな音がするの?と視聴した人を驚かせる音は十分出せますし、切れのあるドラムやシンバルンの響きも十分出せますし、まるっきりだめなわけでもないのです。
と段ボールの話はこれくらいにして、木製エンクロージャーの話に移りましょう。
フルレンジなどのユニットを手に入れて一番の難題なのが、エンクロージャーをどうするかです。
このエンクロージャー次第で音も大きく影響を受けますので、いい加減に考えるわけにもいきません。
ある程度自作を経験している人にとっては難しい木工工作ではありませんが、初めての人はもちろん、作業スペースが十分確保できない人にはやはり様々な障害がありますね。
まずエンクロージャーの設計ですが、今はネットでも情報が公開されていたり、自作派のための書籍も豊富にありますので、それらを参考にすれば十分です。
しかし、同じ設計の箱を作っても、同じさ材質で作っても、どういうわけか作る人によって音が違う事が良く見られます。
これはそれぞれの持つ経験や知識、また様々なノウハウやセンスの違いが微妙に影響してしまうもので、そう考えると以外遠くの深い世界でもあるのです。
となると、自作初心者の方などには意外と難しく思えてしまいますが、これは経験を積めばある程度解決できますので、様々なチャレンジをしてみるといいかもしれません。
とはいうものの、小さい卓上の箱を作るのならともかく、大きなエンクロージャーを組み立てるには、大型のハタ金や広い作業スペースも必要ですし、意外と大変な作業も多いものです。
そこでできるだけ横着したい方に、段ボールでの製作を薦めます。
というのは冗談で、既成のユニットの壊れたような古いジャンクスピーカーを手に入れ、そのエンクロージャーを再利用するというのも手っ取り早く簡単な方法です。
これだとユニットを取り付けるバッフル板の加工だけになりますので、一からエンクロージャーを作るよりは非常にお手軽です。
ただ寸法やデザインなどに関しては、使用するエンクロージャー次第ですので、自分のオリジナリティーを出す部分は限りがあります。
でも作業自体がとても簡略化できますので、リサイクルショップなどでゴミ同然のスピーカーで使えそうなものがあれば、エンクロージャーの再利用に利用してみてはいかがでしょう。
という事で早速本題に入りましょうか。
私が手に入れたのは15インチ(38センチ)のウーハーとホーンが入っていた、PA用のスピーカーBOXです。

高さ約75センチ、幅42センチ、奥行き60センチと、意外と大きな箱です。
これに入れるユニットは、今まで段ボールに入れられていたAudio Nirvana ' Super 6.5 ALNICOです。
いわゆるロクハン、つまり16センチのフルレンジユニットです。

通常16センチクラスといえば、15~30リットルくらいのコンパクトなシステムが大半を占める大きさで、16センチフルレンジで有名なダイヤトーンのP610あたりだと、このクラスとしては大型の45~80リットルクラスになり、このあたりの大きさがこのサイズの最大クラスになりますので、15インチの入っていたエンクロージャーはさすがにでかすぎるだろうと考えるのが普通です。
しかし段ボール箱の実験で、Audio Nirvana(オーディオニルバーナ)のフルレンジは意外と大きい容積の方が鳴りが良いのは実証済みであったため、これよりも大型でも十分いけそうなのです。
一般的にオーバーキャパシティーだと意外とつまらない音にしかならないのですが、そこがAudio Nirvana(オーディオニルバーナ)の凄いところ、これがかなりゴキゲンなのですよ。
と長くなってしまいましたので今日はここまで。
次回バッフル版の加工風景など、続きを書きたいと思いますのでお楽しみに。
サムライジャパンでございます。
さて前のエレックス様のブログに書かれていますように、エレックス様のメインデモシステムに、60センチクラスの巨大なウーハーで駆動する巨大ホーンが追加されました。
この巨大ホーンを設置している頃私はエレックス様の方におりましたので、その一部始終を拝見しておりましたが、いやはや目の前で見るとでかいのには驚きです。
さすがに巨大振動版の低音域は迫力がありますね。
アパートの一室みたいなところに置くには非現実的な巨大さになってしまいますけど、十分なリスニングルームを確保できる方には魅力のあるものでしょうね。
そんな事に刺激を受けたからというわけではありませんが、前回のブログでも予告していましたように、うちにあるAudioNirvana(オーディオニルバーナ)のフルレンジですが、皆様ご存知のように、マニアが卒倒するほど醜い姿の段ボール箱でできたエンクロージャー(エンクロージャーって言うなと罵声が聞こえてきそう)に入れて鳴らしていたのですが、この度念願の木製エンクロージャーへ収める事となりました。

フルレンジに限らずスピーカーユニットを単体で手に入れても、それだけでは十分ではないのは自作派の方にとっては周知の事実です。
もちろん自作派というわけでなくても、ハイエンドオーディオマニアの方にとっても、制約があれこれと多いシステムよりも、自分で組む方が理想の音に近道であるとお考えの方も多い事でしょう。
という事で、私もエンクロージャーをどうしようか思案していたのですが、とりあえず手っ取り早く実験しようと段ボール箱に入れてみたのです。
段ボールと聞いただけで一蹴されてしまうものですが、意外とこのブハブハボテボテの材質を使う事により、エンクロージャーには何が大切で何が必要ないかなど、意外と木製ではじめから作ってしまうと気が付き難い重要なポイントに気付く事が多かったので、大きくて重いユニットでは使用できませんけど、段ボールできちんとした音を出す方法を知っていると、意外と木製でもきちんと鳴らす事ができるのです。
逆の言い方をすれば、材質などに頼りすぎると、意外とまともな音を出せる方法を見つけられないという事もありえるのです。
機械的に見れば最低最悪の材質になるの段ボールですが、何でこんな音がするの?と視聴した人を驚かせる音は十分出せますし、切れのあるドラムやシンバルンの響きも十分出せますし、まるっきりだめなわけでもないのです。
と段ボールの話はこれくらいにして、木製エンクロージャーの話に移りましょう。
フルレンジなどのユニットを手に入れて一番の難題なのが、エンクロージャーをどうするかです。
このエンクロージャー次第で音も大きく影響を受けますので、いい加減に考えるわけにもいきません。
ある程度自作を経験している人にとっては難しい木工工作ではありませんが、初めての人はもちろん、作業スペースが十分確保できない人にはやはり様々な障害がありますね。
まずエンクロージャーの設計ですが、今はネットでも情報が公開されていたり、自作派のための書籍も豊富にありますので、それらを参考にすれば十分です。
しかし、同じ設計の箱を作っても、同じさ材質で作っても、どういうわけか作る人によって音が違う事が良く見られます。
これはそれぞれの持つ経験や知識、また様々なノウハウやセンスの違いが微妙に影響してしまうもので、そう考えると以外遠くの深い世界でもあるのです。
となると、自作初心者の方などには意外と難しく思えてしまいますが、これは経験を積めばある程度解決できますので、様々なチャレンジをしてみるといいかもしれません。
とはいうものの、小さい卓上の箱を作るのならともかく、大きなエンクロージャーを組み立てるには、大型のハタ金や広い作業スペースも必要ですし、意外と大変な作業も多いものです。
そこでできるだけ横着したい方に、段ボールでの製作を薦めます。
というのは冗談で、既成のユニットの壊れたような古いジャンクスピーカーを手に入れ、そのエンクロージャーを再利用するというのも手っ取り早く簡単な方法です。
これだとユニットを取り付けるバッフル板の加工だけになりますので、一からエンクロージャーを作るよりは非常にお手軽です。
ただ寸法やデザインなどに関しては、使用するエンクロージャー次第ですので、自分のオリジナリティーを出す部分は限りがあります。
でも作業自体がとても簡略化できますので、リサイクルショップなどでゴミ同然のスピーカーで使えそうなものがあれば、エンクロージャーの再利用に利用してみてはいかがでしょう。
という事で早速本題に入りましょうか。
私が手に入れたのは15インチ(38センチ)のウーハーとホーンが入っていた、PA用のスピーカーBOXです。

高さ約75センチ、幅42センチ、奥行き60センチと、意外と大きな箱です。
これに入れるユニットは、今まで段ボールに入れられていたAudio Nirvana ' Super 6.5 ALNICOです。
いわゆるロクハン、つまり16センチのフルレンジユニットです。

通常16センチクラスといえば、15~30リットルくらいのコンパクトなシステムが大半を占める大きさで、16センチフルレンジで有名なダイヤトーンのP610あたりだと、このクラスとしては大型の45~80リットルクラスになり、このあたりの大きさがこのサイズの最大クラスになりますので、15インチの入っていたエンクロージャーはさすがにでかすぎるだろうと考えるのが普通です。
しかし段ボール箱の実験で、Audio Nirvana(オーディオニルバーナ)のフルレンジは意外と大きい容積の方が鳴りが良いのは実証済みであったため、これよりも大型でも十分いけそうなのです。
一般的にオーバーキャパシティーだと意外とつまらない音にしかならないのですが、そこがAudio Nirvana(オーディオニルバーナ)の凄いところ、これがかなりゴキゲンなのですよ。
と長くなってしまいましたので今日はここまで。
次回バッフル版の加工風景など、続きを書きたいと思いますのでお楽しみに。
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