2025/04/12 15:17 |
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2013/02/04 11:32 |
大きくてもAudioNirvana |
みなさんこんにちは。
サムライジャパンでございます。
さて前回のブログでは、ALTEC288の復刻版である、GPA-288-8H/16Hのご紹介をしましたが、最後に気になるパンケーキ755フルレンジの復刻版を少しご紹介しました。
パンケーキの持つ優れた質感や表現力は非常に魅力的ですので、このユニットも今注目している気になるユニットでもあるのですけどね。
さて先日お客様から頼まれていたAudioNirvanaのフルレンジユニットが届きました。

AudioNirvanaの場合フルレンジユニットという事もありますが、そのような事情で口径16センチや20センチをお求めになる方が大半になります。
確かに常識的に考えても低域から高域までを単一ユニットでカバーするという事を考えれば、それ以上の口径はウーハーとしての印象が強い方も多いからなのかもしれません。
昨今のスピーカーシステムの多くが小型化が進み、コンパクトでスリムな形状が比較的好まれるからなのでしょうが、いまや16センチや20センチでさえ大口径ウーハーと感じる方も多くなりました。
そのような方にとっては、13センチクラスで大径のフルレンジ、10センチ以下で普通のフルレンジと思う方も中にはいるかもしれませんね。
さてオーディオニルバーナですが、うちではデモ用として16センチ口径のアルニコマグネットバージョンを鳴らしていますけど、尋常じゃないクラスを超えたハイスペックゆえに、小口径ユニットという鳴り方ではなく、スケールを超えたもう十分大型システムと肩を並べる鳴りっぷりのよさを感じるものです。
しかし15インチなどの大型システムを鳴らされている方ならご存知のように、やはり大型振動板の奏でる低域の空気感は小口径ユニットではなかなか難しいものです。
でも話がフルレンジユニットとなると、やはり一番の魅力は中音域の密度の濃い鮮度満点の表現力。
それを達成するためにはあまり極端に大きくするわけにもいかないという事情があるのは世の常です。
実際私も15インチのフルレンジユニットといわれるJBLのD130を鳴らしていた事がありますが、中音域の表現力に関して言えば、ダンボールに入れられたP610の足元にも及ばないのが現状でした。
さて世談はさておき、今回ご注文いただいたのはAudio Nirvana 'Super 12 Neodymium'という、30センチクラスの大径フルレンジです。

普通のブックシェルスピーカーなら十分大径のウーハークラスです。
果たしてこんな大きなフルレンジがと思うのも無理はありません。
AudioNirvanaのデビットさんも話していましたが、実はAudioNirvanaの場合大口径の方が非常にいいという話をしていました。
もちろん音の好みという問題もありますが、オーディオニルバーナの場合確かに口径が大きい方が音楽性豊かになるのは間違いありません。
そのような意味では常識が通用しないフルレンジユニットといえるでしょう。
ただエンクロージャーなどの相性は小型システムには向かないため、コンパクトなシステムがお好みの方にはお勧めできませんけど、昨今流行の低能率ワイドレンジの小口径ユニットをハイパワーアンプで駆動するのもありですが、高反応高能率ユニットゆえに、シンプルで色付けが少ない自然な音を奏でる小出力アンプで朗々とした鳴らし方の音を知ってしまうと、その非常に高い表現力など比較にならないほど素晴らしい音楽を聴くことができるものです。
ただ大口径になるとどうしても聴感状ハイエンドがきつく響いて聞こえる事もありますが、そのような場合はスーパートゥイーターなどで高音域の伸びを補えば、とても繊細な音へと変えることも容易です。
じっさいオーディオニルバーナのユニットなら、高域の伸びが不足と感じる事は少ないはずです。
しかし分割振動特有の共振がないわけでなありませんので、そのあたりはケースバイケースで鳴らす事となるでしょう。
さて今回ご注文いただいたAudioNirvanaのユニットですが、いつも16センチ口径ばかり見慣れているせいで、お化けのように巨大に見えますね。
直径で約2倍ですから、振動面積でいえば約4倍になるので当然といえば当然です。


いや~ゴキゲンな音が聞こえてきそうですね。
そういえば前のブログにも少しご紹介しましたが、大口径ユニットのフルレンジという事で、タンノイ風のエンクロージャーに、30センチ口径の白い振動版のフルレンジが取り付けられた画像を載せました。

個人的には大口径のフルレンジをこんな感じで鳴らしてみたいのですが、実はこの白い振動版のフルレンジユニットですけど、これも個人的に注目しているユニットでもあります。

ご覧のように振動板の形状はオーディオニルバーナにそっくりで、もちろんオーディオニルバーナとは振動系が違う別物ですけど、丸い形状のヨークを持つ巨大アルニコマグネットで駆動するなど、その方向性が非常によく似ているのです。


これは30センチクラスの大口径フルレンジユニットですが、同じ仕様の20センチ口径のユニットもあります。

振動版の色や表情こそ異なりますが、オーディオニルバーナと同じ方向性を持つユニットのようですね。
さすがに手の込んだ作りやアルニコマグネットの採用などもあるため、価格的にはオーディオニルバーナと同じくらいか少し高くなる可能性もありますが、非常に面白そうなユニットですね。
このユニットも取り扱いができる方向で考えています。
という事で今回はここまで。
また楽しい話をしていきたいと思います。
サムライジャパンでございます。
さて前回のブログでは、ALTEC288の復刻版である、GPA-288-8H/16Hのご紹介をしましたが、最後に気になるパンケーキ755フルレンジの復刻版を少しご紹介しました。
パンケーキの持つ優れた質感や表現力は非常に魅力的ですので、このユニットも今注目している気になるユニットでもあるのですけどね。
さて先日お客様から頼まれていたAudioNirvanaのフルレンジユニットが届きました。

AudioNirvanaの場合フルレンジユニットという事もありますが、そのような事情で口径16センチや20センチをお求めになる方が大半になります。
確かに常識的に考えても低域から高域までを単一ユニットでカバーするという事を考えれば、それ以上の口径はウーハーとしての印象が強い方も多いからなのかもしれません。
昨今のスピーカーシステムの多くが小型化が進み、コンパクトでスリムな形状が比較的好まれるからなのでしょうが、いまや16センチや20センチでさえ大口径ウーハーと感じる方も多くなりました。
そのような方にとっては、13センチクラスで大径のフルレンジ、10センチ以下で普通のフルレンジと思う方も中にはいるかもしれませんね。
さてオーディオニルバーナですが、うちではデモ用として16センチ口径のアルニコマグネットバージョンを鳴らしていますけど、尋常じゃないクラスを超えたハイスペックゆえに、小口径ユニットという鳴り方ではなく、スケールを超えたもう十分大型システムと肩を並べる鳴りっぷりのよさを感じるものです。
しかし15インチなどの大型システムを鳴らされている方ならご存知のように、やはり大型振動板の奏でる低域の空気感は小口径ユニットではなかなか難しいものです。
でも話がフルレンジユニットとなると、やはり一番の魅力は中音域の密度の濃い鮮度満点の表現力。
それを達成するためにはあまり極端に大きくするわけにもいかないという事情があるのは世の常です。
実際私も15インチのフルレンジユニットといわれるJBLのD130を鳴らしていた事がありますが、中音域の表現力に関して言えば、ダンボールに入れられたP610の足元にも及ばないのが現状でした。
さて世談はさておき、今回ご注文いただいたのはAudio Nirvana 'Super 12 Neodymium'という、30センチクラスの大径フルレンジです。

普通のブックシェルスピーカーなら十分大径のウーハークラスです。
果たしてこんな大きなフルレンジがと思うのも無理はありません。
AudioNirvanaのデビットさんも話していましたが、実はAudioNirvanaの場合大口径の方が非常にいいという話をしていました。
もちろん音の好みという問題もありますが、オーディオニルバーナの場合確かに口径が大きい方が音楽性豊かになるのは間違いありません。
そのような意味では常識が通用しないフルレンジユニットといえるでしょう。
ただエンクロージャーなどの相性は小型システムには向かないため、コンパクトなシステムがお好みの方にはお勧めできませんけど、昨今流行の低能率ワイドレンジの小口径ユニットをハイパワーアンプで駆動するのもありですが、高反応高能率ユニットゆえに、シンプルで色付けが少ない自然な音を奏でる小出力アンプで朗々とした鳴らし方の音を知ってしまうと、その非常に高い表現力など比較にならないほど素晴らしい音楽を聴くことができるものです。
ただ大口径になるとどうしても聴感状ハイエンドがきつく響いて聞こえる事もありますが、そのような場合はスーパートゥイーターなどで高音域の伸びを補えば、とても繊細な音へと変えることも容易です。
じっさいオーディオニルバーナのユニットなら、高域の伸びが不足と感じる事は少ないはずです。
しかし分割振動特有の共振がないわけでなありませんので、そのあたりはケースバイケースで鳴らす事となるでしょう。
さて今回ご注文いただいたAudioNirvanaのユニットですが、いつも16センチ口径ばかり見慣れているせいで、お化けのように巨大に見えますね。
直径で約2倍ですから、振動面積でいえば約4倍になるので当然といえば当然です。


いや~ゴキゲンな音が聞こえてきそうですね。
そういえば前のブログにも少しご紹介しましたが、大口径ユニットのフルレンジという事で、タンノイ風のエンクロージャーに、30センチ口径の白い振動版のフルレンジが取り付けられた画像を載せました。

個人的には大口径のフルレンジをこんな感じで鳴らしてみたいのですが、実はこの白い振動版のフルレンジユニットですけど、これも個人的に注目しているユニットでもあります。

ご覧のように振動板の形状はオーディオニルバーナにそっくりで、もちろんオーディオニルバーナとは振動系が違う別物ですけど、丸い形状のヨークを持つ巨大アルニコマグネットで駆動するなど、その方向性が非常によく似ているのです。


これは30センチクラスの大口径フルレンジユニットですが、同じ仕様の20センチ口径のユニットもあります。

振動版の色や表情こそ異なりますが、オーディオニルバーナと同じ方向性を持つユニットのようですね。
さすがに手の込んだ作りやアルニコマグネットの採用などもあるため、価格的にはオーディオニルバーナと同じくらいか少し高くなる可能性もありますが、非常に面白そうなユニットですね。
このユニットも取り扱いができる方向で考えています。
という事で今回はここまで。
また楽しい話をしていきたいと思います。
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