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サムライジャパン ブログ

サムライジャパン オーディオ関連を中心にしたブログです。
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2013/02/04
10:12
Audio Nirvana Alnicoモデル入荷

みなさまこんにちは。


サムライジャパンでございます。


サムライジャパンのオーディオに関するブログは、協力店である栃木の足利市にあるエレックス様のブログに掲載していましたが、今回サムライジャパン専用のブログとして、こちらへ引越しをいたしました。

もちろん従来通りエレックス様のブログへの投稿は続けますが、サムライジャパンに特化した専用の内容で記事のアップも行っていきます。

当面は従来のエレックス様のブログに掲載した内容を切り分けて掲載しますが、今後こちらだけ専用の内容としても記事をアップしていきます。

そのようなわけで、みなさまよろしくお願いいたします。

では早速ではございますが、今回は「Audio Niravana]というアメリカメーカー企画のスピーカーユニットについてご紹介させていただきます。


オーディオニルバーナ

JBL タンノイ ALTECなら多くの方もご存知ですし、ダイヤトーン ヤマハ TADなどの国産ブランドも多くの方がご存知のはずです。

しかし「Audio Niravana]と聞いて、「あ~なほどぉ~」とピンとくるマニアの方は比較的少ないのではないでしょうか?


このブランドはフルレンジユニットを専門とするアメリカのブランドで、15インチのフェライトモデルに2ウエイ同軸ユニットを持つ以外、3~15インチまでフルレンジユニットのラインナップになります。

もちろんフルレンジユニットなど世の中に数え切れないほどあるわけですが、なぜ「Audio Niravana]をご紹介したいかといえば、その驚異的なパフォーマンスの高さがあるからです。


フルレンジといってもピンからキリまでありますし、ダイヤトーンのP610やテクニクスの通称ゲンコツ、アルテックのパンケーキやラウザーなどの名器も数多く存在します。

もちろんそれらは素晴らしいユニットですが、「Audio Niravana]もそれらを凌駕する優れたユニットなのです。


今回エレックス様から16センチと20センチのご注文を頂いたので、その様子をご紹介させていただきます。


ご注文いただいた製品はまず海外からこのような荷姿で入荷してまいります。

audio nirvana 入荷

製品確認のため開封いたします。

audio nirvana 入荷


送られてきた製品が注文通りのものか、また大きな破損などないかをチェックします。

audio nirvana

audio nirvana 8 Alnico

通常ここまでの確認作業で、その後お客様の方へ宅配便で発送いたしますが、今回エレックス様のご好意で、サイズ違いの同マグネットモデルの比較をさせていただきました。


ご注文頂いたのはAlnicoマグネットタイプの16センチと20センチで、何が凄いかといえば、その抱えている巨大な磁気回路でしょう。

audio nirvana 6.5 Alnico

16センチでこのサイズで、一般的なフルレンジユニットの常識をはるかに超えています。


20センチを手前にして2つを並べてみました。

audio nirvana 6.5&8 Alnico

20センチの方も尋常ではない大きさです。

上から見ると

audio nirvana 6.5&8 Alnico


様々な海外からの製品を取り扱ってみると、日本の製品に比較して外箱が一部つぶれていたり、製品の仕上げが多少雑だったり、ほこり等が付着していたりする場合も多く見られ、手垢一つない綺麗に磨けあげられた国産品を見慣れている方にとっては、そこを見て不良品と判断される方も中にはいるようです。

もちろん全ての製品がそのようなわけではないのですが、これは日本と海外の物買い方の違いともいえます。

海外では買い手もある意味責任を持ちながら製品の選択をしますが、国内の場合完璧に用意されたものを提供するという、良い意味でのおもてなしがあるからかもしれません。


さて余談はさておき「Audio Niravana]のユニットはどうかといえば、その巨大なマグネットが物語るように、初期初動に優れ、分解能も非常に高く、しかも高音域まで広いレンジを持つ優れたユニットといえるでしょう。

変な癖のある音もせず、とてもクリアーで自然な音を奏でるユニットです。


最近流行の小型キャビネットでレンジを稼ぐ低能率ユニットのようなもどかしさとは無縁で、スパッとストレートな音が出て来ます。

ボーカルは明瞭でクリーアーで艶やかな声を奏でますし、オーケストラは各パートの一つ一つがはっきり聞き取れるほど明瞭で、ジャズはアタック音などの切れは抜群によく、ロックはその激しいエネルギッシュさを伝えます。


小さなキャビネットに詰め込んでの使用ではユニットの良さが生かしきれないので、かなり大きめのキャビネットの方が相性がいいようです。

またフロントロードホーンやバックロードホーンなども相性がよさそうですね。


個人的にはショートフロントホーン付きのバックロードホーンで浪々と鳴らしてみたいユニットです。

このユニットのパフォーマンスの前に撃沈する世界的有名な名器達は意外に多いかもしれません。


かなりワイドレンジですので、大型マルチシステムをまとめるためのリファレンスとしてもお勧めできるユニットですね。

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